- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334792374
感想・レビュー・書評
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定例の杉原さん今年も健在でした。解説にも書かれてきましたが、近年の中で登場人物がフルスペックに近かったでしょうか。限りなくスピンオフが作れそうな豪華メンバーが少しずつ登場しながらポイントを抑えた役割を果たすところが、赤川さんの熟練のなせる組み立てには安定感がありました。
杉原さんのシリーズには不可避な人生の終焉がまた一つ。寂しくもあり、新たな人と出会う期待感もあり、また一年楽しみにしています。 -
【内容紹介】
爽香は、勤務する〈G興産〉に密かに吸収合併話が進行していることを情報屋・松下より知らされる。
それには社長・田端将夫の秘書で愛人と噂される朝倉有希が関わっており、何かと目障りな爽香を陥れようとしているらしい。
一方、爽香の裸体画を目玉展示とする〈リン・山崎展〉が計画されている〈NK美術館〉は、幽霊騒動に揺れていた……。
登場人物が読者と共に年齢を重ねる大人気シリーズ!
令和5年10月7日~9日 -
49歳→39歳→40歳→41歳→42歳→43歳→44歳→48歳
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どうして、田端将夫の愛人は、爽香を陥れようとしているのだろうか。人はよく分かりません。
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シリーズものだとは知らずにいきなり読んでしまったけどまぁまぁ楽しめた。
若草色から読んでみたいな〜。 -
うーん……、田端社長、いよいよダメダメなヤツになってきたなぁ。
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主人公が1年ごとに年をとりながら毎年起こる事件に挑む成長作品。出版されるとああ、もう一年経ったのかと何だかカレンダーを捲るような気分で読んでいる気がする。今回も社長秘書の罠により事件に巻き込まれていく爽香と周りの仲間達。幽霊騒動などあいかわらずのてんこ盛りであっという間に読めてしまう。今回は完全に敵がわかっているのであとは爽香がどう対峙(退治?)していくのかが見所だった。年齢とともに話が進むので今回はレギュラーの1人が亡くなり、そろそろ他のレギュラーであるご老人たちの健康が気になるようになってきた。愛着があるだけに心配だ。
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今年も読ませていただきました。