残業税

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334910457

感想・レビュー・書評

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  • 残業に税金がかかるようになった社会が舞台。
    残業税徴収官と労務局職員がペアを組んで
    違法残業を行っている企業を取り締まります。
    最近話題になっている法律を取り入れた設定が面白い。
    最後は警察のバディ物みたいな感じでした。

  • 残業税を導入したらどうなるかという社会経済的なシミュレーションがしっかりされている。最後が呆気なかった。もうちょっとどこかを削ってメインを膨らませられないものか。

  • 面白かったです。残業するのが優秀、仕事を頑張ってるという職場の風潮がある。残金代稼ぐために、ダラダラ仕事をする人もいる。残業税が導入されたら、働き方改革も一気に進むのではと考えさせられた作品でした。

著者プロフィール

小前亮/1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。2005年に歴史小説『李世民』(講談社)でデビュー。著作に『賢帝と逆臣と 小説・三藩の乱』『劉裕 豪剣の皇帝』(講談社)、『蒼き狼の血脈』(文藝春秋)、『平家物語』『西郷隆盛』『星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚』『渋沢栄一伝 日本の未来を変えた男』「真田十勇士」シリーズ(小峰書店)、「三国志」シリーズ(理論社 / 静山社ペガサス文庫)などがある。

「2023年 『三国志 5 赤壁の戦い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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