上流階級 富久丸百貨店外商部II

著者 :
  • 光文社
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感想 : 96
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334911256

感想・レビュー・書評

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  • 前巻が面白かったので続けて読んでしまった。
    この巻は、桝家のプライベートが明かされる巻。
    何だか可愛らしい弟のような気持ちで、ついつい見守ってしまう。
    そして。前巻にも増して、静緒がカッコ良すぎ。惚れてしまう、オトコマエ(いや、女だけど)過ぎ。
    まあ、フィクションなので、外商ってここまではないと思うが、仕事もここまで来たらもはや戦いだわ~、な感想でした。冨久丸百貨店の外商さん、素敵だわ。

  • 万両百貨店のブラック外商さんの話を読んだ後だったので、スッキリ爽やかな気持ちに(*^^*)富久丸の鮫島さんカッコイ~イ!(^^)d外商さんとは一生ご縁がないから夢の世界だけれど、世間体の話は解るわ~(ToT)と言っても、庶民と上流階級では厳しさが違うんだろうなぁ(--;)葉鳥さんのお話をもっと読みたい!(>_<)

  • しずおさん、やっぱりかっこいい!

  • ひょんなことから芦屋の高級マンションをシェアして暮らす、富久丸百貨店外商員の鮫島静緒と桝家修平。
    バツイチ独女で仕事に燃える静緒とゲイでセレブな修平は、月のノルマ2000万円!?に奮闘しながら、今日もお客様に究極のサービスを売る!

  • おもしろかった〜〜!
    静緒と修平のかかわり方も
    ふたりを取り巻く諸事情も
    全部引っくるめておもしろかった。
    特に御子柴とやり合うところは痛快でスッとした。
    たとえそれが御子柴の茶番であったとしても。

    人と同じことしてても何も残らない。
    静緒の考え方と生き方、
    それを伝える強さと覚悟、潔さ。
    同じ女性として大好き。

    まだ続きを読ませてくれそうな気配。
    どうかこの先の物語も紡がれていますように!

  •  あいも変わらずな主人公・静緒の仕事への情熱がスゴイけれど、その裏にある孤独な将来への恐怖から生き方の多様性にまで無理なく話に絡めた作者の力量に感心しました。「政略結婚」でも感じたのですが、作者の書く女性はしなやかな強さを持っているのが共通点ですね。静緒の何十分の一でもバイタリティがあったなら…羨ましいワ
     

  • 1では桝屋はもっと達観しているキャラだと思っていたけれど彼ももがいているのだな。
    いろいろな生き方が当たり前の社会には今の日本ではまだまだほど遠いですが、エンタメ小説でもとりあげられるのはいいことだとおもう。
    今回多様性と桝屋の家庭事情と重なって描かれていました。
    鮫島と桝屋の同居は続くようなので3も読めればうれしい。

  • 913

  • 続編よみたいっ!

  • 常に前向きな静緒は仕事人として理想。桝谷との掛け合いも相変わらず楽しい。ハイソなお客様方も現実的には接することがないから読んでいて楽しい。
    また続編出して下さい!

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著者プロフィール

1976年兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級 富久丸百貨店外商部」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』、『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』、『マル合の下僕』、「カーリー」シリーズ、『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』、『主君 井伊の赤鬼・直政伝』(文藝春秋)など。2013年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。漫画原作も多数。

「2023年 『忘らるる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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