上流階級 富久丸百貨店外商部II

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334911256

感想・レビュー・書評

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  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 続編
    こういう業界もあるのか!と仰天
    静緒、かっこいい
    トイプードル桝家かわいい
    こういう関係もよい

  • この人のお仕事小説はおもしろいと思っているので、楽しみに読みました。

    1作目の方が好みでしたが、今回は、静緒と同居する枡家のいろいろがわかって、おもしろかったです。

    おぼっちゃまな枡家にもそれなりにいろいろあったようです。

    結局、二人はいいコンビだとは思いますが、もっとデパートのお仕事メインの3作目も読んでみたいです。

  • 物を売るために信用を売る。
    営業販売の大切なところですね。
    どれだけいい物でも、この人からは買わないって思っちゃうと買わないから。
    どの場面であっても、人を大切にするために試行錯誤するところが、まっすぐで好きです。

  • 2017.1.22読了 図書館

  • 前作と同じく静緒は肝が座ってて爽快だし、桝家のひねくれっぷりも相変わらずで可愛い。
    高級輸入下着って個人的には結構本気で需要有りそうだと思う。
    少数のセレクトものしかない場合多いから、色々揃ってるときっと助かるんじゃないだろうか。
    まあ確かにターゲット狭すぎではあるけれど。
    そして静緒が考えるいつか来る孤独ってのは心に刺さる…。
    続編希望!Ⅲがぜひ読みたい!

  • 言葉で描かれた上流階級を楽しませて貰った。
    物だけを売っていては先がない、恩とか縁とか目に見えない物を商いにという発想は中々に面白い。
    マイノリティーを生きている同居人との生活はこれからも続くのか?
    この先も楽しみ。

  • いろいろなお客様に対応しながら、
    斬新な企画も打ち出してしまう働き者女子に尊敬。
    あんなに仕事に情熱って持てるものなのか・・・
    私の周囲にはいない・・・
    でも、あれぐらい頑張っているほうが清々しくて
    読んでいてもすかっとするわ。

    ただ、結構グサグサくる。
    独女の孤独・・・あぁぁ、怖い~~~。
    こんな素敵なシェアハウス、どこかにないかなぁ。

  • 個人情報の保護は

  • いろんな視点で楽しめた。

    シングル、アラフォー女性、仕事一筋。ときおり、ジェーン・スーさんかと思うような鋭い指摘があったりして、似たような生活をしている私にはズキズキきた。この先、どうしようって。

    一方、新しい百貨店の姿として、モノではなく、究極のサービスである「恩」を売ろうと奮闘しているのは、今の製造業にも繋がる。業態は異なるけれど、成熟社会になってくると、総じてモノではない、新たな価値が求められるのか。とても新鮮でした。みんな同じ課題で悩んでいるんだ。今、流行りのオープンイノベーションでなにか解決策が出てくるかもしれない。

  • 仕事のことや恋愛のこと、世の中の「普通」「まとも」について色々と考えさせられた。
    結局お金があってもなくても、最後に頼れるのは人の縁(コネクション)なのかな。

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著者プロフィール

1976年兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級 富久丸百貨店外商部」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』、『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』、『マル合の下僕』、「カーリー」シリーズ、『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』、『主君 井伊の赤鬼・直政伝』(文藝春秋)など。2013年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。漫画原作も多数。

「2023年 『忘らるる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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