殺人鬼がもう一人

著者 :
  • 光文社
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感想 : 90
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334912611

感想・レビュー・書評

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  • 記録

  • ■ 2110.
    〈読破期間〉
    2021/2/9~2021/2/18

  • 小悪党警察官の砂井が、ピンハネとかをしながらも事件を解決していく爽快な話かと思いきや……。
    最終話、完全に悪側じゃないですか。殺し屋組織と繋がっている…?

    砂井に入れ込めるような話があればこのラストも受け入れられたかもしれないが、
    ただ後味が悪いだけになってしまう。

    先の展開が気になるという点では、間違いなく面白かった。続編があれば読みたいし、評価も変わるかも。

  • 読みやすく面白かった。ある地域を舞台に裏で悪いこともする女警察官を主人公にしたミステリー。事件が起きる舞台、登場人物の職業が私好みで読むのがワクワクした。例えば舞台が結婚式場、職業はホームクリーニング、プロの殺し屋。コメディ要素の高い短編もあれば、サイコパス要素の高い短編もあり、アンソロジーのように楽しめた。

  • ノワール小説。ユーモア少なめ。爽快感少なめ。

  • 連作ミステリ。
    軽快なタッチで読みやすい。ちょっと意外性のあるオチ。中には結婚式で花婿花嫁が立てこもりを繰り返すドタバタ風のものもある。
    ただ途中で興味を失った。

  •  つながっていく悪意の連作短編。ユーモアはあるけれどもね。
     

  • この人どういう人だっけ?という感じでたどることになる。
    こわいんだかほほえましいんだか?
    面白かった。

  • 星0独はできず。タイトルは面白そうやったのに

  • ミステリー短編集
    腐った警察署、その他の人間関係を腐ったままではなくどこかクスッとさせる部分も織り交ぜたストーリー。
    読みやすかった。

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著者プロフィール

東京都生まれ。立教大学文学部史学科卒。1991年、『ぼくのミステリな日常』でデビュー。2013年、「暗い越流」で第66回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。その他の著書に『心のなかの冷たい何か』『ヴィラ・マグノリアの殺人』『みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない』などがある。コージーミステリーの第一人者として、その作品は高く評価されている。上質な作品を創出する作家だけに、いままで作品は少ないが、受賞以降、もっと執筆を増やすと宣言。若竹作品の魅力にはまった読者の期待に応えられる実力派作家。今後ブレイクを期待出来るミステリ作家のひとり。

「2014年 『製造迷夢 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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