見知らぬ妻へ

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 278
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334922979

感想・レビュー・書評

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  • 「スターダスト・レビュー」と「うたかた」が特に良かったけど、全編を通して良かった。

    でも「スターダスト・レビュー」の終わり方がイマイチ納得出来ないんだよなぁ…。
    あれって、音楽と決別するために指を切るのか手を切るのか分からないけど、とりあえず傷つけるってことでしょ。
    そうまでしなきゃ、いけないのかな。

    結構時代錯誤な話もあるけど、それは浅田次郎作だからなのかどうなのか…。

    そういえば、「ファイナル・ラック」は、「地下鉄に乗って」に少し似てるなと思った。まぁタイムスリップするところだけだけどね。

  • 短編集。泣ける話はなかったけどせつなくなる話がたくさん。よかった。

  • まぁ良かったです

  • 不法滞在の妻の話はポッポ屋に入っていた短編の方が好きだったな。全体的に少し力を抜いて描かれている印象を持った。

  • 浅田次郎の短編で嫌いなものは無い。

  • 人生の挫折、後悔、失恋、喪失…さまざまな痛みを抱えて生きる人たちを描いた短編集。やるせなさや切なさ、苦さを味わいながらも、しみじみとした何かに浸れる話だった。

  • 初版本

  • 短編小説。浅田次郎は長編のほうがいいな。

  • どれもあんまりインパクトのある作品じゃなかった。

    不完全燃焼。

  • ぽっぽやを浅田次郎だと思っていた私に新境地。うたかたとファイナル・ラックが好き。救われるお話。特にうたかたは泣ける。あんな風に年をとりたい。

著者プロフィール

1951年東京生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で「吉川英治文学新人賞」、97年『鉄道員』で「直木賞」を受賞。2000年『壬生義士伝』で「柴田錬三郎賞」、06年『お腹召しませ』で「中央公論文芸賞」「司馬遼太郎賞」、08年『中原の虹』で「吉川英治文学賞」、10年『終わらざる夏』で「毎日出版文化賞」を受賞する。16年『帰郷』で「大佛次郎賞」、19年「菊池寛賞」を受賞。15年「紫綬褒章」を受章する。その他、「蒼穹の昴」シリーズと人気作を発表する。

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