感染遊戯

著者 :
  • 光文社
3.55
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本棚登録 : 1834
感想 : 256
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334927486

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わって、表紙はもしやガンテツなのでは?と気づいた。違うかな・・・

    短編集だけど連作であり、繋がってる。
    なんだろうなぁ悲しいけど、憎しみって連鎖するんだな。
    葉山の物語をもっと読んでみたいなぁと思った。

  • スピンオフ作品ってことで、どんな話なのかワクテカして読んだのですが…

    読み終わった感想は ガンテツと言う人間、とことん下劣で嫌らしい人間だな~ってことですか…
    本編でも好きになれないキャラなのに、このスピンオフではガンテツ視点で話し進むことが多く、ガンテツの行動や考えてることがしょっちゅう出てきて、読めば読むほどげんなりしてくる
    この作品読むまでは、本当はわざと憎まれ口や嫌みったらしいことを言うけど、実は良いヤツ!なのかと思ってたけど、根っからの嫌なヤツだった

    後は以外と登場人物が多くて、多過ぎて、しかも話の時期も色々飛んだりして誰が誰だか分からなくなることもしばしば…被害者・被疑者多すぎるんじゃ~い!メモ取るかWikipediaでもみながら読まんと分かんねーよ

    ちなみに 玲子しゃ~ん の出番は殆ど御座いません

  • おもしろかった!!
    連作長編と思ったら、長編!?
    次々と話が繋がっていき引き込まれていく。
    次は、姫川班の復活か?

  • 図書館で借りた本。
    姫川シリーズ。最初は短編だと思っていたけど、なんかつながっていた。もっとちゃんと読めばもっと楽しめたのにと思う。

  • 2017.12.15

  • 姫川シリーズのスピンオフ作品にあたるのでしょうか。
    官僚の不正により不利益を被った人々(薬害被害で婚約者が自殺したり、年金の受給が遅れたことで生活苦となり妻を亡くしたり)が、その原因となった官僚たちを殺害するという事件が発生。

    彼等一般の人々がどのようにして高級官僚の個人情報を得ることができたのか。
    「殺意」が「感染」するように広がり、次第に官僚たちも恐怖するように……。

    誉田哲也のミステリとしては、グロテスクな描写はなく、その点では読みやすかったです。
    ただ、視点の転換が多く、また姫川シリーズを読んでいなかったので登場人物同士の関係性もいまいち把握しきれず、世界観に入り込めませんでした。

  • 読み始めてから負えるまでかなり途切れ々で時間が掛かったので内容が今一つつかみきれなかった。誤解と執念、妬みと欲望が引き起こした事件を独特の捜査方法で解明していく勝俣。玲子とのやり取りは笑える。もう少し集中して読了すれぱもっと面白かったと思う。

  • 好きなシリーズなので楽しんだけど、ストーリーはあまり好きじゃないかな。あまり目新しさを感じられませんでした。

  • 3.5 姫川玲子シリーズのスピンオフ。シリーズ作品ともリンクしてて「あっ、あの話しをこっちの視点で書くのね」ということも有り楽しめます。勝俣刑事(ガンテツ)が何だか格好良く思えます。

  • 姫川玲子シリーズ。
    これまた面白かった。
    短編集の体裁なんだけと、すべてが繋がっている。
    おもしろい。
    スイスイ読んじゃった。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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