感染遊戯

著者 : 誉田哲也

• 光文社 (2011年3月19日発売)

感想・レビュー・書評

[andalusia0705さんの感想 · 2016年6月28日]

登場人物が多い。その関係が複雑。もっとシンプルな関係にしてくれた方が自分には良い。犯人も割と早い段階でわかる。姫川の活躍が少ない。

[taka0726さんの感想 · 2016年2月19日]

この国は、欺瞞と偽善に満ちている。最悪なのは、騙される側に回ること。同じぐらい悪いのは、騙す側に回ること。姫川の登場が少ない。今ひとつだった。
正義とは何かを考えさせられる。

[tom-magicさんの感想 · 2015年12月31日]

姫川シリーズの中ではあまりおもしろくなかったかな。

[七鵺さんの感想 · 2015年11月11日]

短編扱いしてたからか、スムーズに読めた！倉田さんのお話のラストはあんな簡単にまとめていいのか！？そこに驚き！

[keyさんの感想 · 2015年8月6日]

姫川サイドに立って読むと、
不快極まりないガンテツの悪態も、
ガンテツサイドにたつと、
ガンテツが姫川とのやりとりを楽しんでいる様が読み取れて、
この部分だけはガンテツを憎めない人物、
と思ってしまいました。


一番言ってはいけないこと、ガンテツ、触れていませんよね（際どいですが）。

でも、もし自分が誰かに同じようなこと言われたら、
泣いちゃうかも（笑）。

[shotchiさんの感想 · 2015年4月29日]

短編連作集。
どうしても、役者さんたちの顔がチラつく。

[takayumiさんの感想 · 2015年4月12日]

短編集？
一つ一つの話が途切れ途切れで残念だなぁ、なんて思いながら読んでいたら、途中からグッと話に入り込みました。
ドラマでは、倉田を杉本哲太が演じていたので、読みながら杉本哲太がチラチラ浮かびました。
官僚の悪を成敗するのがテーマ。
そのなかで、色々なこじれがあったりして面白かった。
姫川玲子は完全な脇役で、むしろ登場が薄っぺらく感じてしまい、ここに登場した刑事たちの方が本物という気がしました。

[boschさんの感想 · 2015年3月14日]

その後の姫川斑のメンバーの活躍を描く短編集。
・・・と思いきや、短編の話が少しずつ絡んできて最後に一つにまとまる、という凝った編成。しかも面白いのが、今回は姫川斑のメンバーを描きながらも視点はガン鉄と葉山が中心。ネット社会への警鐘をも描きながら、それぞれの切ない人間ドラマもうまく織り込んでいる。少ない登場ながら姫川とガン鉄の絡みはうまい。
ホント、この作者はキャラ（セリフ）が立っている。

[skylarkingkyさんの感想 · 2015年1月27日]

たしかに面白い。
誉田先生の懐の深さを思い知らせる物語。
でもね、このシリーズに見せられているのはやっぱり姫川の活躍だとおもうのね。その直感を信じ突っ走る。その爽快感がキモだと思うのね。
だから、本作に物足りなさを感じてしまうのが正直な感想。きっと私よりも姫川シリーズにのめり込んでいる読者は違う思い入れがあるとは思うんだけれど．．．

[ゆうゆさんの感想 · 2015年1月24日]

姫川シリーズからのスピンオフと聞いていたので、
ああ短編集なのね。意外と薄い内容だなぁ。
と思いながら読んでました。

ガンテツさんや倉田さん、葉山君まででてきて
ほほーっと舌を巻いていたところ
すぐにこれらが絡まってひとつの大きなうねりに。
後半は一気に駆け抜けた感じ。
伏線の貼り方や畳み掛けるような展開に夢中になって読破しちゃいました。

姫川班の復活も間近なのでしょうか。

著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第２回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第４回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール　硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ　硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」