帝都を復興せよ

著者 :
  • 光文社
3.13
  • (1)
  • (4)
  • (8)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 36
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334928582

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【帝都を復興せよ】 江上剛さん

    大正12年(1923年)9月1日土曜日午前11時58分44秒。帝都東京を大地震が襲った。新聞記者の田山は、復興に向けて組閣された山本権兵衛内閣で、内務大臣に就任した後藤新平のもとを訪ねる。
    そこで、彼は、新平の帝都復興への壮大な構想を聞かされる。
    だが、新平の思いとは裏腹に、各々の思惑が壁となって立ちはだかり……。
    (光文社案内より)



    熱い想いがあり、行動力もある後藤新平。彼の欠点は人を信じすぎるコトだった。その為、根回しなどが疎かになり、朋友と信じていた閣僚たちに裏切られる。災害を自らの政治的基盤を固める道具とする者や
    利権に固執し復興を妨げようとする者が新平の理想を妨害する。
    残念な評価になりますが、期待していたほど面白いとは思わなかったです。読みながら、ただ字面を追っているだけのような感がありました。。

著者プロフィール

1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。77年、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行。人事、広報等を経て、築地支店長時代の2002年に『非情銀行』(新潮社)で作家デビュー。03年、49歳で同行を退職し、執筆生活に入る。その後、日本振興銀行の社長就任、破綻処理など波瀾万丈な50代を過ごす。現在は作家、コメンテーターとしても活躍。著書に『失格社員』(新潮文庫)、『ラストチャンス 再生請負人』(講談社文庫)、『我、弁明せず』『成り上がり』『怪物商人』『翼、ふたたび』(以上、PHP文芸文庫)、『50代の壁』(PHP文庫)など多数。

「2023年 『使える!貞観政要』 で使われていた紹介文から引用しています。」

江上剛の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×