- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334952921
作品紹介・あらすじ
『美ST』連載が待望の書籍化!
“効かせ甲斐のあるお年頃”を迎えて改めて考える、美の楽しみ方と向き合い方とは。
「どうせ生きるなら、好きな自分で生きていきたい」
「誰に遠慮する人生じゃなし、自分のための美ですもの」
「四十代も終わりかけになって、ようやく女が楽しくなってきた」。
これから40代を迎える方も、いままさに同年代という方も、お年頃セカンドシーズンが楽しくなるエッセイ44本!
感想・レビュー・書評
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これもタイトル借り。
ジェーン・スーさんのエッセイ。
四十代〜五十代が対象の女性誌『美st』連載。
タイトルと表紙がいいですね。
手鏡の中に「きれいになりたい気がしてきた」の文字。
中年にもなると、鏡の中の自分は「見たくない、直視したくない」ものになりがち。
そうすると「どうせこんなもん」と、自分で自分をおとしめて、美しくあろうとする美魔女たちに冷ややかな視線を送ってしまう。
でも、本当にそう思ってる?と、鏡の中の自分は問うてくるよう。
他の誰でもない、自分のために綺麗になる、って最高の贅沢です。
画一的で世間から押し付けられた美しさではなく、自分で自分が居心地良くなるための美しさ。
『女はいつもどっか痛い』のやまざきさん&鳥居さんにつづき、年上のお姉様に励まされました。
スーさん、ありがとうございます。 -
同世代の女性なら、大抵の人が共感したり、笑ったりしてしまうのでは。
そしてところどころには耳の痛い話も。"キレイ"のあり方はアップデートしていく必要がありますね、たしかに…。
美容系には割と無頓着に生きてきたけど、確かに若いときにはなんとかなってたことが色々ごまかしがきかなくなってきてることには薄々気付いていました…。
ちゃんと鏡と向き合うことも必要ですね。 -
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【書評】『きれいになりたい気がしてきた』 - イザ!
https://www.iza.ne.jp/article/20220306-PITL...【書評】『きれいになりたい気がしてきた』 - イザ!
https://www.iza.ne.jp/article/20220306-PITLPOOAWFIB3HOR27ARM3O33U/2022/03/06 -
鏡に向かって、つぶやいてみる。「きれいになりたい気がしてきた」|ウートピ
https://wotopi.jp/archives/126359鏡に向かって、つぶやいてみる。「きれいになりたい気がしてきた」|ウートピ
https://wotopi.jp/archives/1263592022/04/05 -
ジェーン・スー「更年期を第二の思春期と思って向き合ってます」 | 女性自身
https://jisin.jp/entertainment/i...ジェーン・スー「更年期を第二の思春期と思って向き合ってます」 | 女性自身
https://jisin.jp/entertainment/interview/2088526/2022/04/17
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二日づつけて頭の良い女性のエッセイを読みました。
私、そういうのがすごく好きなんだと思う。
たぶん自分の心になんとなくあるものを、
上手に言葉にしてくれるから、スッキリするのでしょう。
人はなんのために生きるのか。
〈人類という大きな枠組において考えるに「内臓や精神を含めた身体機能を損傷させず、命を無駄に縮めない」ためです〉
つまり、与えられた心と体の管理人として、健やかに長く存続させる、ということ。
面白いですね。
同じことで悩まない方法をみつける。
私たちの感情に幼いころから「悩みの種」というものが植わっていて、ふとしたことで刺激されると発芽してしまう。
〈やがてそれは、無視できないほど立派な「悩みの花」になる。頼んでもいないのに受粉し、朽ちてまた地面に種を落とす〉
そうそう!
傷ついてこその回復
筋トレと同じですね。
確かに振り返ってみると、嫌な思いをして成長してきた。
でもだからって、もうできるだけ傷つきたくない
おっと、これはジェーンスーさんと違った。 -
何故だろう、今は読もうと思えない
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雑誌、「美ST」に連載されているコラム。書かれている話題は美容だけではない。中年の老い方、暮らし方、時代とともに女性の生き方も変わってきたこと。全編に通じているのは、自分の本心や遠慮にしっかり向き合うことの大事さ。時代の中で常識、通年と思われていることでも、フェアじゃないと思ったら声に出してみることも。核になっているのはこれまでの作品に一貫しているけど、今作はだいぶソフトな感じがした。だから、老若男女のジェーン本未読の方におすすめです。
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オーディブルで拝聴。
オーバーザサンの堀井さんが朗読なんて、オーディブルで聞くべきコンテンツ過ぎた。
「きれい」と人生で言われなかった者たちへの鎮魂歌のようでした。特に一番最後の章が素晴らしすぎた。 -
タイトルがまた素直で最高。外見に関することって、鏡で自分だって見るんだから、自分の目と他者の目を行き来して意識することになるんだなあ……と改めて。雑誌の連載だから、そのときで流行やチャレンジするときの心持ちが変わったり、時勢が反映されてるのもとてもよかったな。
DJあおいさん、はじめてお名前を知りました。
ブログを読もうとしたら、広告が次々に出てきて読めませんでしたが...
DJあおいさん、はじめてお名前を知りました。
ブログを読もうとしたら、広告が次々に出てきて読めませんでしたが、他のサイトで記事を読みました。いい感じです♪本も読みます!
オススメありがとうございます。