慶応大学マインドフルネス教室へようこそ!

著者 :
  • 国書刊行会
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336061331

感想・レビュー・書評

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  • 1日10分のマインドフルネスタイム
    に加えて、日常生活での応用方法は、
    短い時間でリラックスできて
    いいなと思いました。

  • 【この本のお気に入り】
    ☆「気散じ」がストレスの根本原因
    ☆ストレスとは、自分の心が身体から離れていくことである

    【チャプター1】マインドフルネス
    ◎私達の普段の心の状態をじっくり観察すると、こんな風に、浅い深いや重要度の差こそあれ、色んなことに気が散ったまま生活している、ということが分かります
    ◎「気散じ」がストレスの根本原因
    ↳自分以外の気になっていることに心が奪われて、時に心が巻き込まれるという、この「気散じ」が普段の私達の心の状態
    ◎心と体の分離
    ↳ストレスとは、自分の心が身体から離れていくことである
    ↳ストレスがない状態というのは、心が身体と分離しておらず、身体の中に留まってひとつになっている状態
    ◎ストレスを増幅させる現代社会
    ↳メディアを通して様々なストレス
    ↳自分が「他人の感情のゴミ箱」になっている→それにお金まで払っている
    【チャプター2】1日10分、これだけでOK!
    ◎マインドフルネスをやってみよう
    <身体に注意を向ける10分間>
    1.身体の部位に意識を向けてみる5分…ボディスキャン
    2.鼻の呼吸に意識を向ける…呼吸瞑想
    ※何事も「いい加減」で無理せず行うこと
    <注意すべきこと>
    1.食後はおすすめしない
    →胃に意識が集中してしまうから
    2.寝る直前も✕
    →呼吸に意識が集中してしまうから
    3.朝にやろう!
    →1日のはじまり、思考もクリア
    【チャプター3】マインドフルネス活かしてハッピーライフへ
    ◎人混みで邪気から身を護る呼吸法
    ↳鼻から息を吐く時に、頭頂から噴水のように吐息が溢れ、自分の身体を覆うイメージをし、バリアを張る
    ◎家事や食事でもマインドフルネス
    ↳食器洗いは素晴らしい効果がある!
    ↳食べる瞑想/トイレ掃除など
    【チャプター4】瞑想のプラスα効果
    ◎頭が超良くなる
    →問題解決のパフォーマンス向上
    ◎心身ともに健康になる
    →免疫力、幸福感が向上
    ◎人間関係がよくなる
    →感情のマネジメントができて、モテる

    【読んで思ったこと/感じたこと】
    ・「ストレスとは、自分の心が身体から離れていくことである」
    この考えを知った時になるほどと思った。
    自分の今までのストレス原因はこれにあったんだと、腑に落ちたとはこのことである。
    ・瞑想をする マルチタスクをやめる 目の前で起きていることだけに意識を向ける
    さあ、忙しい現代社会とどう折り合いをつけていけるか、楽しみだ。

著者プロフィール

1963年富山県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。早稲田大学・東京外国語大学助手、フランス国立高等研究院客員教授などを経て、慶應義塾大学文学部准教授。宗教学・比較瞑想論専攻。ReMS Japan日本総合瞑想センター(HP: http://remsjapan.wix.com/rems-japan)、および慶應マインドフルネスセンターを主宰し、マインドフルネスと太極法(内丹法)を中心に瞑想の実践・指導を行う。著書に『スピリチュアリティ革命』『スピリチュアル・ライフのすすめ』、『文化と霊性』『地球社会の新しいビジョン』(編著)ほか。

「2016年 『講座スピリチュアル学 第7巻 スピリチュアリティと宗教』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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