- Amazon.co.jp ・本 (122ページ)
- / ISBN・EAN: 9784338275026
作品紹介・あらすじ
りっぱな魔法使いの家に生まれながら、魔法はからっきしな女の子、ルビー。まわりが期待すればするほど、魔法が使えないはずのルビーのからだは、不思議とちいさくなっていきます。そんなルビーがはじめて出会った安心できる場所-それは、古いハンドバッグの中だったのです!?
感想・レビュー・書評
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「りっぱな魔法使いの家に生まれながら、魔法はからっきしな女の子、ルビー。まわりが期待すればするほど、魔法が使えないはずのルビーのからだは、不思議とちいさくなっていきます。そんなルビーがはじめて出会った安心できる場所-それは、古いハンドバッグの中だったのです!?1の世界一力持ちの女の子の方が面白かった!
けど、シリーズものとして2つ目にこれがくるのはいいと思う。」
今回はあまり明るい話ではなく、
主人公のそばに温かい家族がいない(両親は死んでいない!)のが、前作と全然違うところ。
主人公の女の子、どうなっちゃうの~!?と、不安になる。
ラストまでけっこうハラハラしながら読んだ。
でも最後は自分の居場所を見つけ、愛され、自信を持ち、楽しく生きていくハッピーエンドでホッとした。
「大丈夫だよ、どんな状況でも、ハッピーになれるし
その魔法は自分の中にあるんだよ」と作者がエールを送ってくれているような気がする。
いい本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小ぶりで手にとりやすく、挿絵もかわいらしい、いい造りの本。
お話は、ハリポタとか、シンデレラとか、親指姫とか?いろいろなものがちょっとずつ混ざり合ったような感じではあります。 -
有名な魔法使いを両親に持つルビーは、魔法の才能がまるでなかった。ルビーがもうすぐ10歳になる頃、両親が事故死する。親戚はなく、家も財産もなくしてしまう。両親の残した書類には「魔法を教える寄宿学校へ」とあったが、魔法の才能のないルビーを受け入れてくれる学校が見つからない。しかし、グリムロックス魔法学校が奨学金を出してくれることに…。それは、あれだけの両親の子どもだから才能に恵まれているはずと校長が誤解したせいだった。学校にやってくる大魔法使いの前で、魔法を披露することになり…。
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人気者の魔法使いの両親が、ショーの最中に亡くなり、ルビー・ジンは
一人ぼっちになってしまいました。
ルビーは魔法が全然使えなかったので、どこの魔法学校にも入れません。
ようやくルビーを特待生として迎えてくれた魔法学校は、もうすぐ
つぶれてしまいそうな学校でした。
校長先生はルビーのことを、人気者の魔法使いの子供だから、
すばらしい魔法使いにちがいないと思い込んでいるようでした。
ルビーは、そうじゃないことをなかなか言えませんでした。
ある日学校に、大魔法使いが視察にくることになって、ルビーは
大魔法使いの前で、魔法をひろうする役を命じられました。
ルビーは、結局、魔法を使うことができずに、校長先生に叱られて
小さくなってしまいます。
ルビーに魔法が使えないことが分ると、校長先生は、ルビーのおじさんだと
名のる紳士が現れた時に、ルビーを引き取ってもらいました。
アルフォンソと言うその男は、最初は優しいおじさんだったけれど、
実は、おじさんなんてウソで、ルビーが持っていた、お父さんの形見の
魔法のランプが欲しくて、ルビーを引き取ったのでした。 -
悪くはないが。それほど面白くはない。