- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344002616
作品紹介・あらすじ
いまだかつて、これほど哀しいホラーはなかった。これほど恐ろしいファンタジーはなかった。これほど残酷なラブ・ストーリーはなかった。あなたはこの哀しくも衝撃的な結末に耐えられるか。死はいつも愛する者を奪っていく。でも、あなただけは。元恋人の失踪、明らかになる妹の死因、忍び寄る死の気配。連鎖する悲劇の果てに待っていたのは…。
感想・レビュー・書評
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初めて読む作家さん。非現実的ではかあったけどなかなか面白かった。結局推理は外れて自分の子供を助けられたんだな。でもラストは切なすぎる。
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人ならぬ力や異常空間を、醜い狂乱も葛藤もなくすこんと肯定してしまえる登場人物の静かな狂気性は、この人の強みだとも思うのですが、もうひとひねりほしかったと思うのは贅沢かしら。
にしても浦賀作品の女性は見事に同系ですね。 -
これはタブー要素はあまり見られない作品です。
が、やっぱり文章そのものが
「ヤンデル系」なんですよね。
最後の狂気に満ちた文章は
読むのに苦労させられるのでは?
このお話は一人の女性が
ある力を得たために起きる
一連の事件ともいえます。
そう、彼女には何せ
ある秘密が存在しているのですから。
真相はちょっと意外性のあるものですね。
まさかの展開でしたからね。 -
「死が見える人」テーマの物語はけっこうよくあるし、ホラーでファンタジーでラブストーリーということなので、予測もしてなかったけど。結末に……やられた! そう来るかっ!
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甘からず辛からず。美味からず不味からず。面白からず詰まらなからず。。。
この作品以後、浦賀作品は読んでません。もう読みません。終わったな。ちーん。 -
グロいってばさ〜。内容的にはまあ…普通?って感じ。
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人に触れると、その人の犯した殺人や犯罪が見える。サイコメトリーの能力に、突然目覚めた女の話。
前半は淡々としていてなかなか核心には触れず、退屈。
「彼女は存在しない」のようなスリルは、本当にラストに近づいてこないと味わえなかったのが残念。それに「彼女は存在しない」に比べると、随分と物足りない。グロさでは、負けてないけれど。 -
安藤シリーズに比べキツい描写はあまりなくて読みやすい。続編が書けそうな内容ですが、出ないのかなあ。