銀色夏生の視点

著者 :
  • 幻冬舎
3.05
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本棚登録 : 109
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344015159

感想・レビュー・書評

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  • なんだか、エッセイを続けて2冊目なんだけどエッセイってこんなに濃厚なのかな?
    たまたま?
    今まで人の人生に興味がないからってエッセイを読まないできたんだけど、最近ブログを読むのが好きだからって3冊、この人の人生ってどんな感じなのかなって思って借りたら立て続け2冊濃い…

    銀色夏生さんは詩を2冊くらい読んで、それがすごい好きで。
    でも、あまりに強い衝撃で
    だから、それから読まなかったんだけど
    ああ言う詩を書く人はどんな人なのかなって思って読んでみたら
    なんだか、すごく納得してしまった

    この本は対談ばかりなんだけど、はじめてのサイン会で整理券の裏に質問を募ってそれにこの本で答えてたり
    実際に会いたい人を募集して会って、それをこの本の中で対談として載せてて
    すごいと思った
    他の作家さんじゃまずしない

    銀色夏生さんは優しいということと甘いということの違いを僕に教えてくれた人なんだけど
    銀色夏生さんはとても優しい人なんだと思った

    質問の中にたくさん心に残った言葉があって全部書き写して残したいと思った

    それと同時に、銀色夏生さんの本を読んでいきたいと思った
    詩もそうだけど『つれづれノート』と『おしゃべり本』がすごく気になる!!
    『おしゃべり本』は占い師のミラさんって方が後半に出てくるらしいのでそれが気になる!!

    銀色夏生さんを濃縮させた一冊だと思った(銀色夏生さんを知らないけど)
    これから深く銀色夏生さんを知っていきたくなった
    たくさんたくさん本を出してる方だから飽きないね!
    嬉しいね!

  • 0218127033

  • 色んな人との会話が載っていておもしろい。が、わたしの好きだった頃の銀色夏生は消滅したんだろうなと確信した。だからと言って今嫌いになったというわけではなく、今は今で非常におもしろい人だと思う。えらそうな感じが。そしてあの鋭い感じが。ちびちびした旅本より、こういった本の方がわたし好みだ。表紙の写真も好き。わたしだったらもっと色をいじりますが。

  • たしかに濃い。つれづれをずっと読んできた人間にとっては濃い。けどなんか足りない…なんだ?

  • 以前『つれづれノート』でファンレターは読みません宣言をした銀色夏生さん
    そんな銀色夏生さんが「外に出たくなった」というか「人と直接会いたくなった」とサイン会を開いたり
    そのサイン会で質問を集めて答えたり、人のファン(銀色さん曰く仲間)との対談までやってしまうというファンにとって
    超画期的な1冊です
    「パピルス」に1年間掲載された内容を一挙まとめて掲載したものだそう。
    …「パピルス」って何だ?これからググってみなきゃ(笑)

    マンガや詩の世界も良いけどみなさんつれづれノートが好きなのね〜
    フフフ★私もでし♪それとやっぱはずせないのはクロちゃんか(笑)
    実は私20年前に行われたサイン会(文中によると「らしきもの」)で銀色さんにお会いしてるんですよね
    だからきっと銀色さんのこと美化せずにきちんと受け止めてきたと思うし会えたからこそずっと応援してるってとこもあると思う
    サイン会札幌でもやってくれないかな〜

    ちょっと心に残ったのは菊地さんとの会話で
    「会いたくないっていうのは、嫌いっていうよりも強いですよね。」「もう離れてるのにまだ嫌なんだもんね。」ってとこ
    なるほどだなと思って
    あとラストの「人々の気をちょっとでも晴らしたい」ってことを目標にってとこも良かったです

  • ☆気になったとこ抜粋。

    本当に好きな人や本やものは、人には教えません。口にだしてしまうとなんだか大事なものが壊れてしまうようで。それを大切にするために、言わないようにしてます。○○が好きと文章に書いた時点で、もうそのものに興味がなくなってしまうのです。ちゃんと伝えた、手渡したという気持ちなのでしょうか。言ったら終わる。だから、ずっと好きでいたい人のことはめったに書きません。

    →銀色さんのこの考えが好き。

    作り手が「オレがオレが」って言ってるようなものはいやだ。

    →なんとなくわかるかも。。でも、私もそうなっちゃいないか?て不安になる。

    銀色さん流 人生を楽しむコツ。
    好きなことをするしかない。嫌いなことをしない。嫌いなことをせずにすむよう、考える。嫌いなことをしなきゃいけない時は、その意味を考える。

    →なるほどー。

    占い師さんと対談してるときの銀色さんの、
    「ごちゃごちゃした身近な出来事は別にどうでもいいんじゃないかなっていつも思ってて、それより、ずっと先の目標みたいなものに興味がある」
    って考え。

  • これから、自由にどんどん活動が広がっていきそうで
    楽しみ。

  • 雑誌「Papyrus」に1年間連載されたものに加筆して書籍化されたものです。

    サイン会の様子や、ファンとの対談など往年の銀色さんファンにとっては予想もできなかった行動に
    驚きの連続となること間違いなし!の内容になっています。
    ファンの方の質問にひとつひとつ丁寧に答えられているので、銀色さんをもっと知ることができるかも。

    内容・文章ぎっしりの濃いー1冊です。
    読むのちょっと疲れたけど。。

    なんせkaochan写真詩集から入った人なので、”つれづれ”もそうだけど楽しい反面疲れるんだよね。
    気楽に読めない感じがして。
    銀色さんがこちらに向かって投げてきているものを正面から受け止めなきゃいけない気持ちになるので、
    ”こっちも真剣に向き合わなきゃ”と感じてしまう(ーー;)

    だから”つれづれ”とか「何度も繰り返し読んでますー」という方とは私、ちょっと違うかも。
    そっち視点から見たら私はファンのうちに入らないのかもしれません。

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著者プロフィール

詩人・エッセイスト。作詞家としてデビュー。その後、詩人として数々のロングセラー詩集を発表。エッセイ・シリーズ「つれづれノート」が好評を得る。

「2023年 『退屈ピカリ つれづれノート43』 で使われていた紹介文から引用しています。」

銀色夏生の作品

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