- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344020887
感想・レビュー・書評
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何も考えずに楽しんで読むことのできる1冊。
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毒にも薬にも損にも得も損もない本ね
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13/07/25読了
いろいろ小馬鹿にしてて面白かったです。 -
女子校育ちもおもしろかったんですが、共学出身のワタシはこっちの本のが共感度高かったです。
2011秋に出た本で、その前に起きたブーム(純愛、王子、萌えなどなど)を一つ一つ検証する、みたいな内容。
と書くと堅そうなイメージだけど、そこはなめ子さん。漫画とコラムで軽妙かつシニカルに描かれてて、その観察眼に惚れぼれします。
「日本総モンスター化計画」「エコ教の乱」「個人情報過敏症」などなどタイトルだけでも面白みがあるんですけど、「あ、こんな人いるいる(いそう)」で笑えました。 -
辛酸なめ子さんの本を初めて読みました。なめ子さんが漫画家というのも本を開いて初めて知りました。てっきりマツコデラックスさんのような物書きと毒舌で売っている人かと。
さておき中身は、少し前に話題になった「KY」や「エコブーム」などなめ子さん流に切り込んで風刺しているもの。各話題ごとに4ページほどの漫画で本質をついているのか小馬鹿にしているのか本人もよくわかっていないオチは、深く同意するところもあり、ん?と思うところもありますが、実はギャグ漫画らしいんです。 -
終盤の畳みかけるような連続「萌え」シリーズはすごかったです。
スローライフ(に没入する人批判?)の章が一番おもしろかったかも。 -
もう少し刺々しくてもいいかな...と。
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辛酸なめ子さんらしく分析されていて、途中くすくす笑ってしまったりしながら、理系の私でも読みやすかった。
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2005年から約七年間の社会現象(エコブーム。萌えブーム。ハンカチ王子現象、KY式モテ計画…など死語になった言葉までいろいろ取り上げられている。)「振り返ったって混沌とした夢があるだけ。現実社会がただの幻である」というあとがきの中にある著者の感想は読んでるこっちにも伝わった。何なんだろ、う~ん、意味とか追求しても「結局何にもわかりませんでした」という結論に落ち着く。「精一杯今を充実して楽しもう」ってことだったんだね~。そ~やって流れるんだね。明日もたぶん。