辛酸なめ子の現代社会学

著者 :
  • 幻冬舎
3.13
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本棚登録 : 270
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344020887

感想・レビュー・書評

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  • 何も考えずに楽しんで読むことのできる1冊。

  • 毒にも薬にも損にも得も損もない本ね

  • 13/07/25読了

    いろいろ小馬鹿にしてて面白かったです。

  • 女子校育ちもおもしろかったんですが、共学出身のワタシはこっちの本のが共感度高かったです。

    2011秋に出た本で、その前に起きたブーム(純愛、王子、萌えなどなど)を一つ一つ検証する、みたいな内容。
    と書くと堅そうなイメージだけど、そこはなめ子さん。漫画とコラムで軽妙かつシニカルに描かれてて、その観察眼に惚れぼれします。

    「日本総モンスター化計画」「エコ教の乱」「個人情報過敏症」などなどタイトルだけでも面白みがあるんですけど、「あ、こんな人いるいる(いそう)」で笑えました。

  • 辛酸なめ子さんの本を初めて読みました。なめ子さんが漫画家というのも本を開いて初めて知りました。てっきりマツコデラックスさんのような物書きと毒舌で売っている人かと。
    さておき中身は、少し前に話題になった「KY」や「エコブーム」などなめ子さん流に切り込んで風刺しているもの。各話題ごとに4ページほどの漫画で本質をついているのか小馬鹿にしているのか本人もよくわかっていないオチは、深く同意するところもあり、ん?と思うところもありますが、実はギャグ漫画らしいんです。

  • 終盤の畳みかけるような連続「萌え」シリーズはすごかったです。

    スローライフ(に没入する人批判?)の章が一番おもしろかったかも。

  • すごい絵だなー。
    これはヘタウマとかいうのを通り越してるなー。

    それほど辛辣な感じでもなく、絵も好みではなく、
    まあ、あるある的な本かなーと。

  • もう少し刺々しくてもいいかな...と。

  • 辛酸なめ子さんらしく分析されていて、途中くすくす笑ってしまったりしながら、理系の私でも読みやすかった。

  • 2005年から約七年間の社会現象(エコブーム。萌えブーム。ハンカチ王子現象、KY式モテ計画…など死語になった言葉までいろいろ取り上げられている。)「振り返ったって混沌とした夢があるだけ。現実社会がただの幻である」というあとがきの中にある著者の感想は読んでるこっちにも伝わった。何なんだろ、う~ん、意味とか追求しても「結局何にもわかりませんでした」という結論に落ち着く。「精一杯今を充実して楽しもう」ってことだったんだね~。そ~やって流れるんだね。明日もたぶん。

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著者プロフィール

漫画家、イラストレーター、コラムニスト。
1974(昭和49)年東京都生れ、埼玉県育ち。武蔵野美術大学短期大学部デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。興味対象はセレブ、芸能人、精神世界、開運、風変わりなイベントなど。鋭い観察眼と妄想力で女の煩悩を全方位に網羅する画文で人気を博す。著書は『大人のコミュニケーション術』(光文社新書)『おしゃ修行』(双葉社)『魂活道場』(学研)『ヌルラン』(太田出版) 『タピオカミルクティーで死にかけた土曜日の午後』(PHP)、『スピリチュアル系のトリセツ』(平凡社)など多数。

「2022年 『辛酸なめ子、スピ旅に出る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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