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- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344022188
作品紹介・あらすじ
古手問屋の隠居・九郎右衛門は妻のお民を亡くして以来、生きる張り合いをなくしていた。その悲しみを趣味の骨董蒐集で癒していたが、それでもお民をしのぶ気持ちは日増しに募る。ついには亡き妻の墓前で出くわした鴉を、彼女の生まれ変わりと信じるまでになっていた。折も折、遺品を整理していた九郎右衛門は、ある異変に気付く…。心優しき隠居の憐憫に応える表題作ほか収録。公事宿の居候にして凄腕の剣客-田村菊太郎が京を舞台に巻き起こる難事件、怪事件に挑む傑作シリーズ第二十集。
感想・レビュー・書評
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蜩の夜
世間の鎖
鴉浄土
師走駕籠
陣屋の椿
木端の神仏
6編
最終的に今回は不幸になるお話はなかった。
澤田さんは女の登場人物に冷たい傾向があるけれど今回の登場人物はみんな幸せになれそうだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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