- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344022331
感想・レビュー・書評
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日本は社会主義国家と表現されていますが確かにそうかもしれないと感じてしまう。
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沈没なんて誰も望んではいませんが、可能性はゼロじゃない。
どうするか?
「ガラガラポン」のあとはよくなるばかりと藤巻さんは言うけれど・・・
大混乱するだろうなー。
不動産なんて買えないから、外貨でも勉強するか。 -
デフレが原因で円高と言う認識だったが、藤巻氏は円高が原因で安く輸入できるのでデフレになったと言っている。
ではなぜ円高になったかと言うと本来海外の投資に向かうはずだった金が日本国内で眠っているから。
世界最大の銀行であるゆうちょ銀行を筆頭に日本の銀行が国債を買っているためだと。他に年金、保険なども日本国債がメインの運用になっている。
暴落しない間はただみたいな預金金利で集めた金を国債に回せば1%ほどは確実に儲かるので薄利であっても横並びで国債を買うのでしょうかね。
この説が正しければチキンレースと同じで資金が逃げるときは一気に逃げるはず。あまり明るい予想ではないがむやみに大丈夫と言うよりはまともな予想だと思います。
ハイパーインフレが起こるかどうかはわかりませんが、保険として外貨建て資産を買っておけと言うのがこの本にある資産防衛術です。
絶対大丈夫と信じてる人は別にそんなことをする必要は無いが可能性があると思う人はやっておけばと、保険と書いてるのはそう言う意味でした。
新興国よりもシェールガス革命のメリットを受けるアメリカの株を推しています。
不動産については藤巻氏も借金をして保有しているらしいので、銀行への返済が続けられるのならば良いではないかと。
ただ地震のリスクも有り外貨建て資産が優先で余裕が有ればと言うスタンスのようです。
最後の方は日本は社会主義国で悪平等がひど過ぎ、活力をそいでいると言う話が延々と。
しかしアマゾンレビューでは藤巻本は結構ぼろくそに書かれてますねえ。
サブプライムローンの問題では相関の強いパッケージはリスクヘッジにならないと言うことがわかったはずなので、
日本国債x銀行預金x日本株と言う組み合わせよりは外貨を組み合わせる方がリスクヘッジとしては妥当かなと思います。
短期で円高、円安どちらに振れるのかはどうせだれにもわからないにしても。 -
日本は社会主義国家。格差是正は正義ではない。自助努力がもっと必要。
公正重視の当社にあてはまっていて怖いけど、まったく言い得ている。公正平等はパラダイスかゆで蛙を作るぬるま湯か。
しかし、大震災でもきちんと列をつくれる穏やかな国民性は超ラッキーなヒトを生まないが不幸な人の数を少なくすることはできて、それもまた幸せの形?
為替の根本がようやくわかった。1ドル100円の時に求めた利益20%と同じ利益を1ドル80円で求めようとするとドル価格を上げざるを得ないから競争力が低下する。 -
いやー、タメになった。財政破綻かハイパーインフレか。日本に住んでいる以上、不可避な懸念ですな。
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変わらない考え方。納得して仕舞う。
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カリスマディーラーである著者が来るべき日本の財政破綻あるいはハイパーインフレに備えて外貨への自己資産のリスク分散を呼び掛ける。非常に平易な文体で内容も掴みやすく、面白く読めた。筆者のいう財政破綻が仮になかったとしても資産のリスク分散という考えは大切。自己資産のポートフォリオを見直すきっかけにしたい。