- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344022867
感想・レビュー・書評
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もう少ししてから読めばよかったか。
期待が大きすぎたかなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
55歳からのハローライフ
離婚、再婚をかんがえたり、早期退職と再就職、ペットの死から夫婦のこと、ホームレスになることの恐怖、ちょっと早めのリタイア前後の心配事を題材とした中編小説。新聞連載からの単行本化。
なかなか身につまされるような話で、考えさせられたり、泣かされたり。。。
☆5 -
ドラマ化
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この著者は「限りなく透明に近いブルー」以来になるかな、時代時代に現れるただの流行小説家だと思っていたら、今日までしぶとく作家を続けていたようだ。本作は人生の晩年に近づいた5人の主人公達が、経済的な不安や夫婦の問題、人生の終え方などに不安をもち、最後にわずかながらの希望を得て生き続けるという、なかなかの感動作であるが、この著者がこんな人生讃歌のような作品を書くようになっているとは驚いた、どの辺かで転機があったのだろうか、村上春樹ばかり贔屓しないで村上龍もこれからちょっとは読んでみようかなと思った。
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年齢的に気になり読んでみた。
熟年世代を主人公としたもしかしたら自分にも起こりうる出来事の中篇集。結婚相談所、空を飛ぶ夢をもう一度、キャンピングカー、ペットロス、トラベルヘルパー、いずれも主人公とそれに関わる人の心情を上手く表現出来ていると思った。
一編読み終わる度に心の内に爽やかな風が吹き抜ける気がした。中でも「空を飛ぶ夢をもう一度」は自分にはまず出来ないであろう友達を思いやる行動に最後は本を読んで久しぶりに涙した。 -
期待したほど面白くはなかった。推敲が足りない感じ。現状を描いて、その先の展望を示してほしかったのに、その部分が無い。書けないのかもしれないけど。
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ミドルエイジが主人公だと、まだまだ俺は私はやれる、という気持ちと現実とのギャップに揺れ動くというのが定番で、これもその域を出ていないんだけど、割合に面白かった。
なんでだろう、希望を感じるからかな。
ただ自分に重ねて共感しながら読むのは、もっと先になりそう。 -
最後に残るのは人だ。
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村上龍さんテレビとか出てないで、もっともっと作品を書いて欲しいですね。