- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344023345
感想・レビュー・書評
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英語の勉強法ばかりだったけれど、
ノートの取り方は目からウロコだった。
1ページで、知らないところだけ書き留めておく。
確かにggrks時代の今、その程度でいいのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
分さくっと読めた。
個人的にはとてもフィーリングが合う本だった。
カジュアルにエンドレスに勉強する、
結果を出すには準備が全て、
いい言葉だと思った。
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一週間のスケジューリングとかはとても自分には真似できないような感じでした。
万人にとって効率の良い勉強法がどう等というよりも、著者が海外での学生生活を通してよく自分自身のことを分析し、私はこういう性格だからこのやり方がいいというように、自分らしさを追求し、いかにストレスなく取り組めるように工夫してきたかという考え方に重点があります。著者さん、熱意のバランスのとり方が上手いです。
「ストレスが大きくなるんだったらいっそ諦めてしまおう」こういう思い切りは時に重要ですね、ストレスから解放された結果、潰れずになんだかんだ続けていける。
自分を知ること、ストレスマネジメントをよくして、苦しさを減らすこと。 -
ノートを極力とらず自分の記憶に頼るという方法は新鮮。ただ何度も反すうする時間が必要である。
そして詳細よりも全体を把握するように心がける。
Don'tに縛られず積極的にDoを探す。
いつも自分らしい決断をする。
出来ないことは素直に認めて背伸びしない。
弱点に悩むのではなく、自分の強みをとことん伸ばす。
慣れた環境から飛び出す勇気を持つ。
人生はエンドレスに素晴らしい。
やるべきこと。よりやりたいこと。に情熱を注ぐ。
本読みはポイントをつかみ、自分に有用な本棚を作る。
締め切りには徹底的にこだわる。
失敗は早く仕切り直し、次のチャンスに向かって態勢を立てる。
著者の半生を書いた書。そこから学ぶべきことを見つける。 -
"著者の伝記のような本。社会に出てからも学び続けることができたら素晴らしい。
努力の人の生きざま。" -
北川さんの日記みたいでスラスラ読めた。速読法とタイムマネジメントの重要性とか勉強になった。こうたろうくんにもらったやつ
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ハーバード大学での中世日本史の授業が大人気だった著者の学習法に関するエッセイです。
高校でのカナダ留学に始まり、大学・大学院・教官という著者の学びの軌跡を辿りながら、その時々の学習方法や著者の判断・考え方が綴られていて、なかなか面白かったです。
本書から得た学びは、"楽天的にポジティブな気持ちで学び続ける"ということでしょうか。
特に壁に当たった時は、無理せず自分ができそうなことから、コツコツいくこと。そして、あるタイミングで一気に集中して乗り切る。ある意味、タイミングを見計らったランチェスター戦略でしょうか。
また、グループワークなど他者との意見交換を通じた、自分への気付きというシナジー効果を推奨してます。
著者は北米の高等教育で学んでおり、ディスカス中心の学習環境の効果を体感されたのでしょう。自分も通教大学のスクーリングで、様々なルーツの社会人学生を通じてのグループワークは、大変心地よく学べたと思いました。著者も申していましたが、学びが身体に染み込む感覚があるんですよね。聴覚だけでなく、五感で学ぶ感覚というか。
いまの日本の教育がどんなやり方なのかはよく分かりませんが、ぜひ相互啓発できる学びを積極的に取り入れて、自律的な人材を輩出して貰いたいなと、思います。
もちろん、先生など教育関係者に一方的にお願いするだけではなく、自分を含めた日本人全体が同じ想いを共有し、親や社会人などの立場から支え、共に学ぶ環境の醸成が必要でしょう。
世界に飛び出した日本人達の著書は、これからの日本の教育の在り方・指針を明示してくれてます。 -
・会話がスムーズに進むリピート戦法
Did I have a good day ・・・
質問の主語をIにして文をリピート
・無駄のないメモ取り、自分のためのノートづくりをする
・詳細よりも全体像を把握するように心掛ける
・「できないこと」は素直に認めて背伸びしない -
海外に単身で飛んだときにぶつかる、さまざまな壁、常に自分の殻を破り続ける人すべてが通る絶え間ない努力の日々が、等身大で語られていて、非常に受け止めやすかった。
海外のアカデミックな分野に進んだ著者と同じ道に進む日本人は少ないかもしれないが、
人生を通して学びという活動を続けること、
プロフェッショナルな場で失敗に揉まれながら、いかに自分を成長させ続けるかということ、
そんな日々のなかでも、常に自分をコントロールして、ハッピーに、精神的に安定して周りに良い影響を与え続けること。
などなど、世界のどんな分野に進んでも、避けては通れない、普遍的なトピックが多く、自分にとっても大いに参考になった。
それにしてもあらゆる学歴がストレートor飛び級で、博士3年目でハーバードで教鞭をふるい、しかもティーチングアワードまで受賞と並々ならぬ能力の持ち主なのに、今のところ日本であまり名前を聞く機会がないのは残念。
あとこの本のタイトルもうちょっとどうにかならなかったのか。書店でパラ読みできたから購買したが、本文の読めないKindleだったら一生買わないレベルの胡散臭すぎるタイトル。