株バブル勃発、円は大暴落

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344023444

感想・レビュー・書評

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  • まずこういう危機感をあおるようなトーンの本は嫌いなのだが買ってしまいました。読後感はむしろもやもやしています。「多くの人に知らせたい、これは私の善意なのだ」とでも言いたいのであろうが、キャッチーなタイトルで人目を引き、いわゆる「予言の自己実現性」を目指しているものと見受けられる。しかしインフレが進行した場合、あるいは円安が進行した場合のリスクヘッジはすべき、ということのみは同意できる。本書を読んで自分が納得する方法でやろうとは思った。
     本書によると日本の株式投資は良いが、株価は今後バブル的に上昇し、ハイパーインフレ時には暴落、その後に再び上昇とある。そして持ち続けろと言う。素人にそんなもの推薦するなよといいたい。そんな局面が本当に訪れるとしたら倒産して紙くずになる株式もたくさんあるだろうよ。

  • 著者は投資顧問会社。出版は今年の2月なので、既に円安株高はスタートしていた。現在株は既に1万5千円をつけ、円は102円である。書かれていることとしては、国債の暴落と円安であり、国債が暴落する前に円安株高となり、国債の暴落で一時は株が安くなるが、インフレ発生により、株や不動産価格が上昇するので、今のうちに買っておいた株や金は基本ホールドを勧めている。

  • 2013/07/17:読了。
     インフレ目標2%は、それだけで済まない。
     必ずそれ以上のインフレになり、金利があがり、国債の利払いができなくなり、日本は破綻する。という本。
     そうなるか、ならないかは分からない。インフレを心配する余り、これまでの20年と同じでいいのか?と疑問もある。やってみなければ分からないのであれば、インフレ目標2%にトライするのも1つの解だと思っている。
     アメリカも、もうダメだと言われていたのに、シェールガスで盛り返す可能性も出てきた。日本だって、道はあると思う

  • 読了。「全ての道は円安に通じる」という考えを基本に円安・株高・インフレ・日本国債暴落を分かり易く予想している。こういう本が売れたり、四季報が売り切れたり、景気良いんですね。山本伸とほぼ同じ内容。読みやすいので同業者(セルサイド)は一度読んでみる事をお勧めします。

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著者プロフィール

経済アナリスト。(株)アセットマネジメントあさくら代表取締役社長。1954年、埼玉県生まれ。77年、明治大学政治経済学部卒業後、証券会社に勤務するも3年で独立。顧客向けに発行するレポートで行った経済予測がことごとく的中する。故・舩井幸雄氏が著書のなかで「経済予測の超プロ・K氏」として紹介し、一躍注目される。『2013年、株式投資に答えがある』『すでに世界は恐慌に突入した』(以上、ビジネス社)、『株の暴騰が始まった!』『世界経済のトレンドが変わった! 』(以上、幻冬舎)、『暴走する日銀相場』『株、株、株! もう買うしかない』(以上、徳間書店)など著書多数

「2021年 『株高・資源高に向かう世界経済入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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