退魔士

著者 :
  • 幻冬舎
2.25
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本棚登録 : 11
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344025363

作品紹介・あらすじ

人も獣も魔性のものも、元は仏によって作られた同類だった。遥かな時を経て、1567年。高野山一、口が悪く、腕の立つ男・葛城時政は、人間を救い、魔性のものを封じ込める退魔士として活躍していた。しかし、高野山明王院から突如失踪した恩師・不動を追い、三好三人衆と松永久秀がにらみ合う奈良に向かう。謀略と裏切り渦巻く古都へと向かう葛城時政。恩師はなぜ姿を消したのか。誰が味方で誰が敵なのか。どんでん返しにつぐどんでん返し!ノンストップ・歴史エンターテイメント誕生。

感想・レビュー・書評

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  • 魔物退治の話がもっとあるとよかったな・・・。
    退魔士 葛城の成長。

  • 「武士喰らい」と比較すると、ストーリーが全般的に幼い印象を持ちました。面白くないわけではないのですが、もう少し骨太い何かが欲しかった。

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著者プロフィール

1976年福岡県生まれ。2008年『蛇衆』で第21回小説すばる新人賞を受賞。その後、『無頼無頼(ぶらぶら)ッ!』『兇』『勝負(ガチ)!』など、ニューウェーブ時代小説と呼ばれる作品を手がける。また、『戦国BASARA3 伊達政宗の章』『NARUTO-ナルト- シカマル新伝』といった、ゲームやコミックのノベライズ作品も執筆して注目される。’21年から始まった「戦百景」シリーズ(本書を含む)は、第4回細谷正充賞を受賞するなど高い評価を得ている。また’22年に『琉球建国記』で第11回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞。他の著書に『清正を破った男』『生きる故』『我が名は秀秋』『戦始末』『鬼神』『山よ奔(はし)れ』『大ぼら吹きの城』『朝嵐(あさあらし)』『至誠の残滓(ざんし)』『源匣記(げんこうき) 獲生伝(かくしょうでん)』『とんちき 耕書堂青春譜 』『さみだれ』『戦神(いくさがみ)の裔(すえ)』および『THE LEGEND&BUTTERTLY』(ノベライズ)などがある。

「2023年 『戦百景 大坂冬の陣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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