- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344025868
感想・レビュー・書評
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伊岡さん初読み。
ネット読書仲間さまの感想がきっかけで読んでみたのだけど、軽快で面白かった。
詐欺師の谷川・ヒモ(?)の松岡・元刑事の染井の三人がちょっとした縁である事件に関わり……気付けば思ったより巨大な組織が相手で、あらピンチ!なお話(←違)。
実生活ではいわゆる「人たらし」タイプが苦手なのに、お話の世界では谷川さんのようなキャラが大好きなのが自分でも不思議。
ひとつだけ難を言えば。
絵にかいたような関西ヤクザが出てくるのだけど、その関西弁が……ヘン。
無理に関西弁使わなくてもいいのにー。
映像化にも良さそうで、脳内キャスティングを何パターンか考えつつ楽しく読了。
シリーズ化するといいなぁ。
若くて青い谷川と師匠のスピンオフなんかも読んでみたい。
タイトルのせいで読んでいる間中、頭の中でSHOGUNの♪男達のメロディーが流れまくり。
どちらかというと、映画「俺たちは天使じゃない」を意識したタイトルかしらと思うのだけど思いだすと止まらない(^^;)
はーしりーだしたらー なにかこたえが でるだーろぉなんてー♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ぶどう園乗っ取りの理由が、住みたかったからというのは
ちょっと拍子抜け。 -
元刑事と詐欺師と半グレ、あまりドキドキハラハラすることなく淡々と進む
ドロドロしてないので気持ちよく読める -
一気読みした一冊。ラストの涼一のキレ具合が最高にかっこいいと感じました。捷の20代の喧嘩早い若々しいところや染井の40代の冷静でかつ熱いところ、そして涼一の飄々としていながらクールに考えを実行していくところと3者共に味があって、個性が引き立っていた気がします。
途中涼一が事件から意志を変えるシーンや捷が意識を変えて生活スタイルを変えるシーンは印象に残りました。映像化しても楽しめそうと感じた作品でした。 -
軽くて読みやすい娯楽小説。
コミカルな部分もあって面白かった。
シリーズ化してくれないかなあ?
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コンゲームですね。とっても軽いノリです。キャラクターもいいし、展開も早い。ちょっと軽すぎますかね。
でも、面白いです。 -
いいんだけど、ほんのもうちょっとだけ熟成させた方が良かったんじゃないかな?
「もしも俺たちが天使なら」と言うには、ちょっと物足りないような… -
面白い 詐欺師のありがちな話