- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344031722
感想・レビュー・書評
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パンデミックの今、死が「いつか」のことではなく、「いつあってもおかしくない」ことだと無理やりにも認識させられる。そう、本来的には、誰にとっても真実なこととして、死がやってくる。その時を、日野原先生のように迎えられたらすばらしい、と思わせてくれた本だ。
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素晴らしの一言だ
キリスト者として生きかみに仕えた人生を全うした先生が我々に残して言った言葉が書きつくされている。これから何度読み返すだろう。 -
文章自体に重みがあり過ぎた。ただただ頭を下げることしか出来ないと思った。こんな風に生きていけたらなあ、というお手本というか、道標を見た感じ。優しく、ゆったりとした文体だった。
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生きるだけじゃなく、生き尽くした人の言葉。
死ぬって生きることの延長線にある自然なことだから怖がらなくていいんだな。
明日を心配してもなにも始まらない。
そこに富士山が見えなくても、そこに富士山があると信じる。
ユーモアと笑い合うこと。それが壁を取り払ってくれる。 -
日野原重明
「生きていくあなたへ」
あまり読まない啓蒙書。以前 誰か(ノーベル賞の山中教授?)が テレビで勧めていたので 読んでみた
著者の思想構造は、キリスト教の倫理観の上に 医師の職業倫理や臨床経験が重ねられている感じ。
ここまで私心がないと、もはや神や仏のレベルなので、生き方の参考には ならないが、人生の後半を心穏やかに生きていくには、仕事と宗教(もしくは その代わり)が必要と思った
名言が多い。社会に疲れてる人は 読んで 少し気が晴れる。社会に不満を持つ人が 読むと 著者の人間が大き過ぎて、劣等感を持つかも
名言
*命を使うと書いて 使命 という〜使命のある限り 生きる意味はある
*人間というものは、苦難にあわないと、なかなか目が覚めない
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生きていく上でとっても大事なのに普段は忘れてしまっていることを思い出させてくれる本。
人の役に立つために人は生まれてきたのだなぁ