ライン 幻冬舎文庫 (幻冬舎文庫 む 1-17)

著者 :
  • 幻冬舎
3.24
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本棚登録 : 949
感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344402317

感想・レビュー・書評

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  • 書棚に積ん読になっていたのを発掘。文庫をまとめてPDF化してiPadで読書中。『悲しき熱帯』以降、あまり好きじゃなかったんだけど、少なくとも冒頭部は面白い。

    で、読了。「ライン」というタイトルにイメージされて「人々の繋がりを描いている」と簡単な感想をもちそうになったけれど、実は「繋がり」じゃないかもしれない。ラインを流れることで見える個々の「風景」の寄せ集めかな。「物語」ではなく「俳句」。

    いずれにせよ面白い小説だった。

  • 無理だった。最後まで読めなかった。スピード感があるってのも分かる、人の不思議なつながりも分かるけど、あまりにもグロテスクすぎて読めなかった。何が伝わったかといわれるとちょっと理解できない。アウトローすぎる

  • ~内容(「BOOK」データベースより)~
    受話器のコードを見るだけで、ライン上で交わされる会話が聞こえる女がいるという。半殺しにされたSM嬢、男の暴力から逃れられない看護婦、IQ170のウエイター、恋人を殺したキャリアウーマン。男女の性とプライドとトラウマが、次々に現代日本の光と闇に溶けていく。圧倒的な筆力で現在のコミュニケーションを描いたベストセラー。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~

  • 初めて読んだ龍さん。

    今彼の別の本を読み進めていますが、強く思うのは
    彼は間違いなく 変態。※ほめ言葉です。

    ライン は、区切りが非常に明確で
    けれどもシンプルな繋がりでしっかと組み立てられていて
    とても読みやすいです。

    最後に解説があったからか、なぜかこの本を見ると、田口ランディさんを思い出します。
    変態の性質が 似ているのかも。

  • ずいぶん昔に読んだので記憶が曖昧なのですが…

    人のつながりってこええええ。世間ちっせえええ。

    その感想だけは忘れずにしみついています。
    この本で読書感想文書いたから覚えてるのかもしれませんが。

  • 1月26日終了。すごく細い線で繋がる人間関係が丁寧に書かれていて、思わず引き込まれてしまいました。これも同じように、もっと大人になってから読んだら面白いかもしれない。

  • 060326-0327 つながっている。

  • もう一度読み直したい

  • 希望の無い現代のカットアップ小説!ヤヴァイ。。。

  • 読んだ気がする。
    でもあんまり覚えてない。
    ってことはそんな程度の小説だったのだろうか。

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著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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