ライン 幻冬舎文庫 (幻冬舎文庫 む 1-17)

著者 :
  • 幻冬舎
3.24
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本棚登録 : 949
感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344402317

感想・レビュー・書評

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  • 随分と前に読んだ本。

    なかなかの変態っぷり!笑

    あ~そうゆうラインね。と解釈。
    今まで読んだ中で、私は一番後味悪いです。良い意味でも。
    読んでるうちに、私も知らず知らずのうちにこのライン上にいるんじゃないかと怖くなる。

  • ごめん、ちょっとなに言ってるかわからないです。

  • このタイトルのラインっうのは、
    境界線と言うよりは
    人と人を結ぶ線のことのようで
    人が他人と交わる時にその線が出来るという
    考えやと思われ。


    んで、
    色んな形で病んだ人々がどんどんこのラインを
    伸ばして行く訳で。

    まぁ、
    この線はいつまでも続いていくんやろうな
    と思ってたら
    最後に突然切れてるわけだわ。

    なんででしょう??
    誰かに会う前に死んだとかそういうことじゃなくで。
    誰にも合わない引きこもりとかでもなく。
    突然切れる。



    まぁ、この問いの答えも然ることながら

    いつも通り描写が巧い。
    無論心理描写も巧い。
    お陰で自分もこのライン上にいる気分になる。
    そして慌てる。

  • 電話の線でつながった人々の話・・・ってありますが、話の内容は全て電話での会話です。というか、電話の会話内容以外に話はありません。
    この本を貸したせーこへ:ごめんね。

    元の意味でやおいです。
    「この本すばらしい!」と思った人の意見を、ぜひぜひ聞いてみたいほど、楽しいと思えませんでした。

    村上龍はあたりはずれが大きいなぁ・・・

  • 2005.4.30

  • これまた3年くらい前に読んだ村上龍。
    ラインが見える子を追って、いろんな人のお話が続きます。
    やっぱり村上龍はぶっとんでるなぁって思った。
    あたしの頭の中にはないような世界、感性。
    普段からこんな思考で生きてるのかなーって思った。
    でも嫌いな作品じゃないです。

  • 10119

    10/12
    各章で主人公が変わる。それぞれの人物の暴力や虐待の過去の親子関係が浮き彫りに。

  • 村上龍のコックサッカーブルースや超電導ナイトクラブみたいなアッパー系性的小説じゃなく、ダウナー形を再発掘しようというわけ分からんブーム。

    20近くもろくでもない人間たちを出してきてろくでもないエピソードがガンガン出てくるところがこの人らしい。
    「ライン」っていうワードを軸にした登場人物や構成が結構好きです。

    10.09.27 再読

  • 杉野のトラウマが一番印象深い。
    満足度5

  • 読んだけどあんまり覚えてない。

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著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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