彼女は存在しない (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.11
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本棚登録 : 4428
感想 : 559
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  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344404410

感想・レビュー・書評

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  • すぐに仕掛けはわかったけど、展開が重かったなーーー
    やりすぎなぐらいのミスリードで、もうひと返し来るかなと思ったけどそんなことはなかった。
    でもスピード感があって飽きずに読めた。

  • 途中、そのセリフを誰が言ったのか少し混乱する事もあり、ちょっと複雑だと感じましたが、最後まで読んで納得。伏線やどんでん返しはよかったのですが、何となく結末が読めてしまいました。

  • 気持ち悪いー!泣!

    でも、さすがのストーリー。
    騙されないように気をつけてたのに、やっぱり騙される!

  • これはすごい、、
    トリックがすごすぎて感動してしまう
    物語が面白すぎて一気読みしてしまうんだけど、
    最後の展開で何回も読み直して、え?と
    思いながらも読み進める。
    そうゆうことなの?と思ったら
    物語が終わる。
    このトリックを詳しく説明はしない、
    ふわっとした感じ嫌いじゃない。

  • 解離性同一性障害(多重人格)が絡むお話で、視点は平凡ながらも平和な日々を過ごす香奈子と引きこもりでろくに口をきかない妹を持つ根本という2人の人物の視点で進みます。
    真相が知りたくなってぐんぐん読み進められました。
    やはり解離性同一性障害が絡む関係でややこしい部分はあったのですが、ラストはきちんと全てを回収しており、纏まりも良かったです。
    ただ……滅茶苦茶切なくて胸が苦しい読後感でした……( 。゚Д゚。)

  • テーマが多重人格なのかどんでん返しなのかミステリーなのかブレブレな気がする

  • 多重人格が大きなテーマとしてあって、終始ハラハラして最後のどんでん返し含めて全体的なストーリーは面白かった

    しかし途中読むに堪えない描写も何箇所かあり、途中読むのが苦痛に感じてしまった

  • 主人公は女子大学生。ある日、知り合った不思議な女性と関わるうちに、意外なことが明らかになる。

    文章がイマイチすぎてこんなんでよくデビューできたなと思う。会話の前後がつなかってなかったり、行動の辻褄が合わなかったり。
    もしかして自分の感覚がおかしいのか?と思ってしまうぐるい。
    例えば恋人が殺されたことを知っても大して驚かず普通に過ごしていたり、知り合った女性が精神疾患を患っていることが明らかなのに、病院にも行かせない。ちょっとおかしく思うところが多すぎるのと、話自体、最後のどんでん返しがいまいちどんでんしていなくて残念。

  • 世に言う多重人格障害が関わる物語でありミステリー。
    主人公 根本は父母を失い、引きこもる妹と二人暮らし。妹の不可解であり常軌を逸した挙動に悩まされ続け、破滅に向かう。

    ミステリーとも思わず、着地点を気にせず読んでいたので、最後に戸惑わされるとは思わなかった。
    作中の「浦田先生」「浦田一雄」は作者さんがモデルなのかな?


    最後の一文
    ---貴治。
    あなたは、それを承知で私とつき合っていたの?

    痛い気づき。
     

  • 途中から読めてくるし、地味に長いんよねぇ…
    大きく心が揺さぶられなかったから評価は低め…

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著者プロフィール

1978年、神奈川県生まれ。1998年、『記憶の果て』で第5回メフィスト賞を受賞しデビュー。『時の鳥籠』『頭蓋骨の中の楽園』など、著書多数。2020年、急逝。

「2020年 『こわれもの 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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