- Amazon.co.jp ・本 (577ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344405516
感想・レビュー・書評
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人を疑うことは、とても難しい。
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引っ越してきた隣人は自分が『無罪』の判決を出した男だった。
その日から不気味な出来事が続く。
彼は本当に『無罪』だったのか?自分は誤った判決を出してしまったのか?
1章が短く、それも手伝ってグイグイと読めてしまう。
ドキドキ、ハラハラです。
個人的に雪見がとても好きなキャラだったので、感情移入してしまいました〜。 -
続きが気になって睡眠時間を削ってでも一気読みしたくなるような1冊。常に見られてるような感覚に陥る怖さ…
人間の恐ろしさを再認識しました… -
怖いけど面白かった。
後半は途中で読むのを止められないほどだった。
こんな人が近くにいたら怖すぎる。
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最初はなかなか進まないなぁと感じていたが中間から目が離せなくなって寝る間を惜しんで読みました。自傷癖のある人の異常な脅威的な真実に驚かされました。
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恐ろしい内容でした。
序盤の主人公側の登場人物の心情の細かい描写で彼女達に親近感を感じたところに、得体の知れない恐怖がじわじわとにじり寄って来る恐怖は凄まじかった。そして面白いなと思ったのは、ある程度舞台が整ってからは、武内を疑い始めた後にしか心情の描写が無かったところ。そこまでは色んな意味で見えない事が多かったのかなと想像してしまいました。
あと、昔見た映画の「クリーピー」を思い出しました。(本作の方が先でしょうが) -
面白い。
そして怖い。
ストーリー展開と雪見の心理状態の移り変わり。
最後までハラハラドキドキが止まらない至極の作品。 -
怖かったです。人間が一番怖いと思えました。
隣人は真綿で首を絞めるように、徐々に梶間家をぐちゃぐたちゃにしていきます。そのきっかけの一つ一つはどこの家庭にもあるようなもので、作者の心理描写が巧みなため余計にそう思えました。
最初と最後の章が「判決」なのも皮肉が効いてますね。