アルゼンチンババア (幻冬舎文庫 よ 2-13)

  • 幻冬舎
3.42
  • (111)
  • (260)
  • (526)
  • (65)
  • (5)
本棚登録 : 2515
感想 : 334
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344408357

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • さらっと読めてじーんてきて,よしもとばななだなって思った .この人の作品の時間の流れ方が好きです.

  • やさしくてふんわりしたお話

    よしもとばなな好きだわー

  • 奈良美智展に行ったので読んでみた。
    ほぼ詩集。ちょっと画集。
    奈良美智もよしもとばななもいい意味でやっつけ仕事したみたいな雰囲気。

  • 大概の魔女はいい奴ですよ。変わってるけどね。

  • 高校生のころにこの本で読書感想文を書きました。
    少し書きにくかったのだけれど、あの頃は読書家というほどでもなかったから映画化で話題性のあったこの本を選んだ記憶がある。
    独特なんだよね、死生観というか。読みなおそう。

  • すーっと通り過ぎていって、きっとすぐ忘れてしまう作品だと思うけど、
    自分の生き方を、世界を、ずっと大事にしたいと思えた。
    映画、観てみようかな〜。

  • 80ページと短めのお話しでしたが、
    不思議な世界観を漂わせています☆

    イルカと写真に写りたがる母親が可愛らしく、
    いとおしい気持ちにさせられました。

    アルゼンチンババアの遺跡の話しと、
    父親の曼荼羅の話しがとても心に響きました!

  • 母が死んでから、父はアルゼンチンババアと呼ばれる風変わりの老女と恋におちた。

    すごく印象的だったのが、父が曼陀羅について急に語り始めたときに、気が狂ったのなら病院に入れなきゃと真っ先に思ったのを主人公が反省した場面。

    忙しい都会の毎日に追われると発想がそうなってしまうという…

    仕事でくたくたになって、イライラする毎日を反省したくなったよ。

  • 言葉にならない感情がある、
    ということを、真っ先に思った。

    アルゼンチンハウスでみつこが亡くなった母との幼少期を回想するシーンは、特に印象的だった。

    大好きだった、あの日。
    幼き頃、母とお昼寝をした時間。
    必ず家族で出かけた月曜日。

    通り過ぎてしまった懐かしく居心地が良かったあの頃を、まるで、走馬灯のように思い出してしまった。

    過ぎ去った時間は蘇りはしないけど、鮮明に思い出す事はできる。

    なんて事を、この本を読みがらひしひしと感じた。

  • 潔いまでに完結した世界と感じました。起こることは自分の身に起きたと考えるとぞっとするようなめちゃくちゃなことなのに、その中に確かな光をみつけてしまう。

全334件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1964年07月24日東京都生まれ。A型。日本大学芸術学部文藝学科卒業。1987年11月小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞受賞。1988年01月『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞受賞。1988年08月『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞受賞。1989年03月『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞受賞。1993年06月イタリアのスカンノ賞受賞。1995年11月『アムリタ』で第5回紫式部賞受賞。1996年03月イタリアのフェンディッシメ文学賞「Under 35」受賞。1999年11月イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門受賞。2000年09月『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞受賞。『キッチン』をはじめ、諸作品は海外30数カ国で翻訳、出版されている。

「2013年 『女子の遺伝子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

よしもとばななの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×