孤高のメス 第3巻: 外科医当麻鉄彦 (幻冬舎文庫 お 25-3)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344409231

感想・レビュー・書評

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  • 野望が渦巻いて、それぞれの思惑が重なる

    大変な手術を控えての、身内の病気

    ドラマのコードブルーにもあったが、よくある設定なんだね

  • 8/13-8/13

  • 肝移植に話が進み、段々と盛り上がりを見せる展開です。どんな病気になっても、それを治療する医者によってその後の経過に歴然とした差が出ます。著者の伝えたいメッセージの詰まった巻。

  • いよいよ生体肝移植が始まった成功するのか?失敗するのか?次巻に読み進む。

  • 日本初の生体肝移植が実川助教授により行われることに。当麻はその腕を見込まれてドナーからの肝臓摘出を担当する。

    登場人物たちの思惑が交錯した複雑な展開だが、むずかしい専門用語にもすっかり慣れてお医者さんになった気分で読める。

  • 第3巻は、これまでになく主人公のプライベートな部分が満載でした。
    高校時代の恋(それが、医師として活躍中の今に至るまで後を引いている)、母の看護。興味深いのは、看護士の患者に対する接し方へのメッセージを感じたのが10巻中のここだけだったということです。患者の身内として、現場に求めるものが何かをはっきり伝えてくれているシーンがありました。
    もちろん、医師としての活躍も進みます。本邦初の生体肝移植へ!

  • 1巻を読み終わったときに話が1巻完結じゃないことに不安を感じた。でもここまでのところは面白く、一気に読めている。

  •  堤真一主演で映画化されると知って読んでみようと思い、図書館に借りに行ったが1巻、2巻は貸し出し中だったので、仕方なく3巻から読み始めることのなった。
     作者が医者というだけあって手術場面などはリアリティがあって面白かった。しかし時代背景が少し古いので、当時を知らない人達には分かりにくいかもしれない。
     主人公が医療界の古い因習や常識に逆らって、信念を貫こうとする姿は、今の世の中に閉塞感を感じている私にとって痛快感を感じる。

  • 07.7.12

  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 3巻

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著者プロフィール

医師・作家。一九四三年愛知県生まれ。 京都大学医学部卒業。早くより癌の告知問題に取り組み、「癌患者のゆりかごから墓場まで」をモットーにホスピスを備えた病院を創設。手術の公開など、先駆的医療を行う。「エホバの証人」の無輸血手術をはじめ手がけた手術は約六千件。現在は淡路島の診療所で僻地医療に従事する。医学学術書の他、小説やエッセイなど、著書多数。

「2020年 『緋色のメス 完結篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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