ドロップ (幻冬舎よしもと文庫) (幻冬舎よしもと文庫 1-1)

著者 :
  • 幻冬舎
3.08
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本棚登録 : 366
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344412729

作品紹介・あらすじ

不良マンガに憧れ、わざわざガラの悪い学校に転校したヒロシ。彼はその中学最強の達也たちにビビりながらも、達者な口で見事ワルの仲間入りを果たす。その後、ムカつく警官に悪戯したり、近隣中学に殴り込みをかけたりと、念願の不良生活を送りながら、達也たちとの友情を育んでゆくが…。ベストセラーとなった青春小説の金字塔。

感想・レビュー・書評

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  • 自らドロップアウトした不良少年が、やがてほんの一歩、大人になるまでを描く青春小説。
    お笑いコンビ・品川庄司の品川裕さんが、ご自身の過去を元に書いた小説です。

    私は不良ものというと「今日から俺は!」の様な、一本筋が通った正義の不良が主役の作品しか知りませんでした。
    しかし、この作品にはそういった少年漫画的勧善懲悪の要素はありません。
    まず主人公たち自ら、意味も無く喧嘩・窃盗・迷惑行為をするただの不良です。喧嘩相手となる他校の不良も、女性やお年寄りに手を出す、弱いもの苛めをするといった悪役的行動をする訳でもなく、ただただ舐められたくない、一番強いのは自分だと証明したいという思想の下、主人公達と激突します。今まで見た事の無いリアルな不良像だったので、私は終始「なんでこんなことするの??」と意味が分かりませんでしたし、一体何を書きたい小説なんだろうと思いましたが、青春小説の意味を調べて「ヒロシの心の動きや成長を見守ればいいんだな」と納得しました。

    全体の雰囲気は明るく、ヒロシの口が達者なので笑い所もありますし、喧嘩シーンはやはり派手で面白かったです。サクサク読める娯楽小説だと思います。

  • sc

  • 青春ヤンキー物。
    好きなジャンルで一気に読んでしまいました。
    ただ、結末が弱い。

  • 読みやすかった。

  • ありがちと思いきや話に引き込まれた‼︎

  • 話としてはそれなりに面白いんだと思う。

    小説を読んだと思うと不満足。

    「台詞」
    「台詞」
    「台詞」・・・・

    次はないでしょう。

  • 期待していなかった分、面白かった。

  • 面白かった。さらっと読める。そして泣ける。

  • 映画化されている小説は基本面白いという法則が、このドロップで覆された。

    これは小説じゃなくて、漫画や映画の方が楽しめるのかも。

    ずっと、くだらない話を聞かされているような感覚で、正直、読み終わった後も何が言いたかったのかあまり伝わってこなかった。

    あと、場面の切り替えが不自然なのと、そのエピソードいらないだろっていうものが多かった。

    不良の気持ちを自分が分からなすぎるのか?いや、これ不良の人が読んだら絶対怒るだろ。
    実際の不良がこんなに、何も考えていなくて、こんなに浅いわけながないと思った。

  • 映画になるってことで、読んでみた。
    話しにスピードがあって、スラスラ読めた。
    ちょっとおバカだなぁと思い、たまに吹き出してしまったり…笑。

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