- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344415706
感想・レビュー・書評
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まあまあ最後まで読んでいて楽しい
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愛情と憎悪。表裏一体として、よく小説に登場する。この本もそうだ。
そこに没入と諦観が交錯し、男と女の関係を浮き彫りにする。
とにかく、登場人物の性格は極端だ。でも、誰にでもどこかしらで持っているものだろう。そこを際立てて表現しているので、印象深い。
基本的に女性目線だ。男の私には理解できない点もあった。
でも、この本を読んだら、平和に家庭を維持できていることの不思議さを感じた。 -
ドラマできちんと見なかったので読んでみた。話しはスピーディにすぐ読める。最後は涙も出たが、よくよく考えると粗っぽいとこも目立つ。特に行の気持ちがつかめなかった。何にも本気じゃなさそうで…。最後はなぜあんな突拍子もない事件に巻き込まれるのか、死ななきゃならないのか、ちょっと分からない。でも泣けた。
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初めての大石静作品。とても読みやすかった。
中堅出版社の専務・るいと金融庁キャリアの行のドロドロ劇と資産家の娘で妻の万理江の復讐がすごい。
セカンドバージン、なるほどね。
「ファーストバージンを失うのは誰にでも普通に訪れることよ。でもセカンドバージンに陥った女が、そこを突破するのは簡単じゃないの。17歳も年下のあなたを相手に、そんな冒険はしたくないの。」 -
行がるいに惹かれた理由が正直よく分からなかった。そこのもやもやをすっ飛ばせば、かなり御都合主義な展開はありつつも、テンポもよく、特に万里江の心の移り変わりなどはよく書けていると思う。
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↓を読んで頂けたら嬉しいです。
http://ameblo.jp/yomuyomunovels/theme2-10048244205.html -
分かりやすさとテンポの良さで一気読み。本人達は純愛でもやっぱり不倫の結末は悲しい。それでも女は強いなぁ。
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すごくおもしろかったー!
ドラマを観ていなかったので、ラストは衝撃でした。
最後のフレーズ、「男は滅び、女は栄える」この言葉が印象に残りました。
たしかにここにでてくる女性はみんな強い。
この主人公は45歳です。ほうほう、私もまだまだ頑張れそうだわ(*´∇`*) -
■ 1211.
<読破期間>
2012/1/25~2012/1/27