探偵ザンティピーの仏心 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 424
感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344417489

感想・レビュー・書評

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  • 幻冬舎文庫から出版されたオリジナルです
    新書派の私ですが、文庫のみの発売ということであれば止むをえません(笑)
    フーテンの寅さん、をこよなく愛するニューヨーカーのザンティビーという設定も面白いですね
    既に「探偵ザンティピーの休暇」が発売されていますからシリーズ化されるのかもしれませんね

  • 「相棒」や「古畑モノ」の対極にある解決。甘いが現実に生きていく身としてはこちらに惹かれてしまう。

  • 穏やかだけど、ちょい切ない。

  • [2012.01.07]

  • ん〜。さくっと読めました。

    なぜ日本語で話すと寅さんになるのかが不思議。

    ハードボイルドを気取っているけれど、どちらかと言えば人情派。

    でもまぁ、今回普通に犯罪ですよね。拉致監禁されてます(汗)

    もうちょっと深めるといいのではと思いつつ枚数足らないが。

  • ニューヨークに暮らす
    探偵ザンティピーは
    6カ国を操る元警察官

    クライアントから依頼を受け
    ボディーガードとして
    北海道へ向かい事件に巻き込まれる

    ハードボイルド…なのに
    ザンティピーが話す言葉は
    寅さんそのもの

    事件を解決する爽快感と
    情に厚いアメリカ人的な
    ギャップか魅力

  • NYに住むザンティピーは数カ国語を操る名探偵。ある日、ボストンにあるスパの社長・エドから依頼が入る。娘のパットが、北海道の定山渓で日本の温泉経営を学ぶ間、ボディガードを頼みたいという。ザンティピーは依頼を受けるが、定山渓に向かう途中、何者かに襲われ気を失ってしまう…。謎と爽快感が疾走する痛快ミステリ。書き下ろし第二弾(「BOOK」データベースより)

    『探偵ザンティピーの休暇』に続く第2弾。
    一作目に比べるとやや軽め。
    でも相変わらず妹想いで温泉好きで人情に厚くていい男だザンティピー。
    四角四面で解決するんじゃなくて、多少清濁併せのむことになってもみんなが幸せになれる解決法を見つけてくれる。
    そんな心優しい(虎さん口調の)探偵の物語です。

  • 不思議と爽快感の残る小説でした。

    主人公のキャラクター性によるものかと思います。

    難しく考えずに読める良作。

  • 11月10日読了。これもまあ、さらっとあっという間に読める。読みやすく楽しいのはそうかもしれないけど、もう少し重みというか奥行きというか、手応えが欲しい。まあ、若年層にはいいのかも。大人にはどうかなあ。

  • さらっと読める。今回も寅さん語、健在。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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