- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344418165
感想・レビュー・書評
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★あらすじ★
3月11日、専業主婦の葉子は友人の結婚披露宴のため仙台にいたところ、地震に見舞われた。東京に戻れずホテルに滞在するうち、花嫁の行方不明、津波被害、原発問題など様々な情報を知る。少し気になるのは、東京にいる夫と連絡が取りづらいことだった――。 -
日本にいた国民が味わった共通の
痛み。
だけど、私の中ではもっと重く、苦しく、訳のわからないものでした。
小説の一瞬の闇のような感じと実感が結構離れててなんだか違和感を感じました。
私は、印象にはあんまり残らないかもしれないです。 -
なに不自由なく専業主婦として過ごす葉子。友人の結婚式の為、向かった仙台であの大震災にあう。震災がテーマなのに不倫の話がからんでいる。読み終えた時、なんだか救いようがない気持ちになった。
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2012/06/09読了
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どんな状況のもとにあっても、
いつまでも同じ場所に思いにとどまってはいられない。
私たちとは違う場所では、
先へ先へと進んでいるのだし。
取り残されているようにも感じるし、
そんな場合じゃないんだけど・・・とか、
気持ちの温度差に落ち込んだりするけれど。
やっぱり、春がきて、桜が咲くのを待ち望む。