- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344419056
感想・レビュー・書評
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全体を通して特に大事だと感じたポイントは、神は細部に宿るという点だ。
多くの物事に対して、80%完成するまではスピード感を持ってやるべきだと思っていたが、それだけでなく100%、それ以上にするために小さい変化を一つずつ実行していくこと。これが周りとの差を作るための大事な物になる。
また、何度か同じことが書かれているが、時間は常に平等で、無駄を無くすことにかなり注力されており、自分の生活を振り返ってもどれだけ無駄な時間を減らせるかが、大事なことに時間を使うための大きな作業になることを考えさせられた -
楽天のというか、三木谷さんが何を意識して行動しているかが分かる。
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『0.1%の改善の積み重ねが成功を生む』
『リーダーとは指揮官であり、教育者であり、戦略家である』
『インターネットは国境をなくす。世界観を持て。』
『get things done. 世の中には2つのタイプの人間しかいない。できる方策を探す人と、できない言い訳を考える人』
三木谷さんが一代にして楽天をここまで大きくすることのできた所以が垣間見える。全てのルールに納得した。
社会人として、ビジネスマンとして持つべきスタンスが詰まっている。
習慣化/仕組み化させることが一番大事だと思った。
毎晩寝る前に1,2箇条ずつ読むのがおすすめ⭐︎ -
目的
・三木谷さんの頭の中をのぞく
・失敗から立ち上がっていく人の特徴
・リーダーシップ
個人の存在が希薄化している現代においては、個人を力づけることこそが、豊かで幸福な社会を実現することにつながる
あれこれ考えるよりもまず行動すること
本当の意味での人生の計画を立てられない人に、本当の意味で大きなことを成し遂げることはできないのだ -
世界トップを目指す日本企業創業者の頭の中をのぞいてみよう
●本の概要・感想
21世紀の日本を代表する起業家に間違いなく名を連ねるであろう、三木谷さん。その人の本は一冊は読んでおかなくてはな、と思い読んでみた。
いわゆる自己啓発本で、その部類の中では平凡というか、普通の本。92も話があるものだから、各論が分散している。そのため、まとまった感動とか、大きなストーリーとかは見えてこない。読んでいて「そうっすね」という正論がいっぱいある作りになっている。もう少し楽天の企業展開と絡めて各論を構成してくれれば、読みごたえが増したかなと思う。著者の具体的体験や楽天のエピソードが意外とそこまで出てこないので、解像度はそんなにない。
この本の価値はやはり「三木谷さんが書いている」ということに尽きると思う。世に自己啓発本はあまたあるが、それを本当に実行しきっている作者がどれだけいるだろうか。三木谷さんのモーレツっぷりを見れば、やはりそれは本気なんだろうなあ。
●本の面白かった点、学びになった点
*楽天の強みは「オペレーションとイクスキューション」にあり
本書で著者は「ビジネスモデルへの過度な礼拝」を批判している。ビジネスの成功要因としてはいつもビジネスモデルばかりがもてはやされるが、オペレーションとイクスキューション(実行)がそれと同じくらい大切だという。例えば、楽天市場が拡大したのはビジネスモデルが優れていたからではない。既にネット通販を行っているビジネスはあったものの、どこも情報更新がおろそかで、販売商品も魅力に欠けたという。そこで、楽天市場では徹底的にオペレーションを強化。情報更新・提供も迅速にした。迅速なオペレーションを実行することによって付加価値の高いサービスを作り上げていった -
『成功はすべてコンセプトから始まる』木谷哲夫 著 ダイヤモンド社 参考文献
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いろいろと刺激受けました。
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やろうとしているビジネスモデルが既存であっても怯んじゃいけない。
付加価値をつけることで勝負する。