土漠の花 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 925
感想 : 112
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  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344425125

感想・レビュー・書評

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  • 気が付いたら、どんどんページをめくり、読み終わっていた。
    テンポよく進む、ドキドキするストーリー。

  • もしかしたら私たちや世間一般の人たちが知らないだけで、自衛隊だけれども亡くなっている人がいると思うとなんとも言えない気持ちになりました。

  • 自分がまるでその場にいるような臨場感。
    読み進めながらハラハラドキドキ。
    仲間との絡み合った友情。

    読み始めたら止まらない本です。

  • 一気読み~~!
    クライマックスは泣けます。
    面白い。

  • 2020.03.27読了
    内容がショボい。
    全ページがいわゆるサバゲー。
    友永とアスキラの件は要らないし!

  • 息つく暇もない、アクション、アクション、アクション。
    読んでて少し疲れました。

  • 序盤から、戦いが始まるため、話の展開が速かったです。
    次々とスピード感があるので、ページをめくるのが止まらず、気づいてみたら、あっという間に読む量が増していました。
    話の中での期間は短いものの、内容は濃厚でした。ミステリーとして注目されていますが、アクション小説のほうが強い印象です。攻防戦だけでなく、自衛隊たちの人間関係が、浮き彫りになっていき、飽きさせないつくりでした。
    自衛隊ということで、戦いにおいてはプロですが、いざ異国の戦場に立つと、訓練とは違い、死と隣り合わせでの極限状態に陥ります。それに対応できるかできないか、様々な人たちの対比を垣間見ることができ、現実味が増していました。
    自分だったらと思うと、言葉には表せないくらい、変になりそうです。場面が変わるごとに一人、また一人と死んでゆくさまは、胸が痛い思いでした。
    いかんせん、兵器の種類が多いため、なかなか想像しにくかったですが、手に汗握る迫力ある戦いであることは伝わりました。

    最後は、歯痒い思いがしました。あれだけ過酷だったのに…。
    アクション映画を見ているようで、臨場感・緊迫感は、ハンパなかったです。読後感はどっと疲れました。
    ミステリーとしてではなく、アクション小説として楽しめるかと思います。

  • 乾いた土地に咲く花は、凛として強い。
    その隣には、スーパー自衛隊員s。

    (以下抜粋)
    ○どこまでも続く死体。そして敵。撃つ。どうしようもない怒りに頭がどうにかなりそうだった。敵への怒り。自らへの怒り。そして銃を持つ者すべてへの怒り。(P.163)

  • ソマリアという舞台設定は良いけど、やってることはワンパターンです
    まぁ面白いから、良いんだけど

  • ソマリアでの死闘、自衛隊員が戦うが公にはされない。迫力ここに極まる感じ。

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著者プロフィール

1963年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。2010年『機龍警察』で小説家デビュー。12年『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞、13年『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞、15年『コルトM1851残月』で第17回大藪春彦賞、『土漠の花』で第68回日本推理作家協会賞、19年『欺す衆生』で第10回山田風太郎賞を受賞。近著に『暗鬼夜行』『奈落で踊れ』『白日』『非弁護人』『機龍警察 白骨街道』などがある。

「2021年 『ビタートラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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