- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344425231
感想・レビュー・書評
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想定通りすぎる結末…
暴力と暴言は必要だった? -
両親を事故で亡くしてから12年、優しくて穏やかで美しい姉・由紀は、妹・美久の自慢の姉だった。由紀が、一人旅から帰って来るまでは…。180度、ガラッと性格が変わってしまった姉・由紀に、一体何があったのか…?
姉の秘密が明らかになるまで、美久のウジウジして思った事も的確に言えない性格にイライラしながら読んでました。由紀の勝手気まま、ヒステリックで暴力的な振舞いにも。でも、この過剰なエキセントリックっぷりは、“何か”あるな、と。
この“何か”は、もしかしたらある程度予測出来るかも知れないですが、それより、本書タイトルの意味が分かるとイヤミス! 妹よ、私が姉なら絶対に一筆残しといてやる…。
というわけで、姉妹愛の美しいお話でした。(『嘘』) -
謎の一人旅の後、変わってしまった由紀。困惑する妹の美久と由紀の婚約者悠介。どうして由紀は変わってしまったのか…。
由紀の気持ちも分からなくもないけど、正直何もここまでの態度(暴力とか暴言とか)を取らなくてもな…と思ってしまった。最終的に美久が由紀の気持ちを汲み取って、いい感じに終わってはいるけど、振り回された人たちにとっては後味悪い気も…。 -
先が気になって一気に読了。姉の豹変ぷりは正直腑に落ちない部分は多々あるけれども、きちんと伏線は回収しているかなと。
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2027.12.17-103