そこらじゅうにて 日本どこでも紀行 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 121
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344426184

作品紹介・あらすじ

退屈な毎日を抜け出して、どこか別の世界へ行ってしまいたい!だから今日も旅に出る-。本州の西の端っこに見つけた"ハワイ"。絶対撮影禁止のご神体の、意外すぎる姿。何の変哲もないところが、変哲な湖…。「異世界への入り口」は、いつもちょっとだけおかしい。そして、そこらじゅうにある!まだ知らぬ日本を味わいつくす、爆笑旅エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 地図を引いたり、気になるものの画像を検索したりしながら読みましたが、平家ガニは検索しなくても良かった。き…気持ち悪い(笑)。

    宮田さんと高野秀行さんがお友達というのを初めて知りました。楽しそうに遊んでらっしゃる様子をほのぼの拝読しました。マイ池作ってキャッキャされてるところを陰から見守りたい。

  • 軽く読めて楽しめる本。日本の旅行先の中でもマイナーなところがチョイスされており、新しい発見がいくつかあった。

  • 2020/08/02
    コロナの影響で気軽に遠くへの旅ができなくなってしまったので、日本の国内を旅に行ったような気分になれる本がないかなーと探していたところ、宮田さんのこの本を見つけて早速読んでみた。
    あとがきにも書いてあったけど、この旅における一貫性の無さ、適当さ、目的の無さが本当にちょうど良くて、ちょうど自分が探してたのってこれだよ!というドンピシャな感覚で読むことができた。
    この本に収められている旅行記の行き先には実際に自分が行ったことがある場所もいくつかあったので、そう行ったところも思い出しながら、この人はこんな視点で見てたんだー、自分と同じだなーとかそういう見方もあったんだー、自分と違うなーとか比べて、この本を通して、旅についてお話しできたような錯覚に陥った。
    まだ行ったことない場所も、だいたいこんな感じなんだろうなーという想像がとてもしやすい。
    他にもシリーズがあるみたいなので、見つけ次第買って読んでみたいと思う。

  • 退屈な毎日を抜け出して、どこか別の世界へ行ってしまいたい! だから今日も旅に出る――。本州の西の端っこに見つけた〝ハワイ〟。絶対撮影禁止のご神体の、意外すぎる姿。何の変哲もないところが、変哲な湖……。「異世界への入り口」は、いつもちょっとだけおかしい。そして、そこらじゅうにある! まだ知らぬ日本を味わいつくす、爆笑旅エッセイ。(裏表紙)

    めちゃくちゃ絵がうまくなってないですか…?
    内容的にはちょっとパワーダウン。
    ‘辺境冒険家‘高野秀行さんががっつり登場する奄美編はとても面白かったです。またぜひ登場してほしい。

  • 力まずに読める。日本国内津々うりゃうりゃ、ゆるく個性的に読める。
    シュノーケリングの章は豪華なゲストありで笑倍増。
    こういう本が楽しく読めるということは、心が正常運転している証拠と個人的には捕らえている。

  • 「読書に疲れたときに読む本」扱いにしていたら、思いのほか時間を費やしてしまった。

    津々うりゃうりゃ、元ネタが理解されてないとたしかに意味不明だ。

  • この内容が本に出来るのが凄いや。
    ツボにはまれば、行ってみたくなる。
    近所にもまだ未体験スポットがある。
    行ってみるかは…

  • 列車での移動中に読了できる幸せ。国外から国内へ目を向けた著者の視点で、相変わらず面白い文体が綴られる。本書では秘境エンタメノンフの開拓者・高野秀行氏ともシュノーケリングを楽しむ豪華な取り合わせがあった。単行本のタイトルとなっている『津々うりゃうりゃ』が駄洒落として編集部に理解されていなかったとはショックだ。解説にもあった著者の4コマ漫画は是非読みたいぞ。

  • 座禅のくだりが一番気に入りました。

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著者プロフィール

旅と散歩と石ころと変な生きものを愛し、いかに仕事をサボって楽しく過ごすかを追究している作家兼エッセイスト。その作風は、読めば仕事のやる気がゼロになると、働きたくない人たちの間で高く評価されている。主な著書は『いい感じの石ころを拾いに』(中公文庫)、『東京近郊スペクタクル散歩』(新潮社)、『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』(大福書林)、『明日ロト7が私を救う』(本の雑誌社)など。

「2023年 『路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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