- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344431645
作品紹介・あらすじ
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感想・レビュー・書評
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読みやすくて素敵でした。印象に残ったところは「いきなり夢のような機器やシステムをどうぞと言われてもどう始めていいのやらわからなくて、お猿さんのように指でつついたり匂いを嗅いだりするしかない」です。例えがユニーク。(笑)
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かもめ食堂などで有名な小林聡美さんのエッセイ本
2018年、50代になった小林さんが歳を重ねて思うことを赤裸々に語っている、等身大のお話。
基本、「自身の心身の衰え」「時代やデジタル機器の流れの早さ(そしてそれについていけないという自虐)」「終活しようかな(といいつつなかなか進まない)」「飼い猫について」といった内容。
飾らない語り口は読んでいて好感が持てるしとても楽しかったのですが、如何せん同じようなボヤキが多めな印象でちょっぴり寂しかった。
でも、私の考えていたカラッと前向きな小林聡美さんは私が勝手に期待していたイメージで、これが小林さんひいては有名人の方々を生きづらくしているんですよね。
そういう意味で下手にテレビ用のイメージでなく、本当に等身大の50代女性としての言葉をそのまま書いてくださったことに感謝。
また、食事にそれほど執着がなかった小林さんが怪我を機に思い残さない人生を送るためにと一人焼肉を食べに行った話は、食べることが好きな自分としてはなんだか嬉しかった。
欲張りたい時に欲張れる人生は幸せですね。 -
私は人生の先輩の話を読むのが好きみたい。ちょっと先に起こるであろう心配ごとなんかをふむふむと、そういうものかぁと思わせてもらって心が軽くなる感じ。
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たぶん小林さんのエッセイ初読み。同世代なのですご~く共感できることだらけ。あと恥ずかしくて周りに聞けないことも(年を取っていると思われたくなくて)このエッセイで知ることが出来たりして勉強になった。小林さんて自然体。たくさんエッセイを書かれているが女優さんでも気取りがなく自然体で一般人的感覚が読者をホッとさせるのだろう。年令を重ねたら彼女みたいに気負いなく生きていけたら幸せかなぁと思う。
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小林聡美のエッセイは昔から好きでよく読んできた。久しぶりに新しいのを発見したので読み始めた。小林聡美さんは私より少しお姉さんだけど、50代に書かれたこのエッセイには通じるものを感じる。人生この先何年あるか分からないけれど、整理をしていこう…とか、私も考えるもんなあ。
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同世代がうんうん、と頷ける内容ばかり。
日記のような形で読めて、女優さんも1個人なんだなぁ〜改めて実感。
とても共感を持てて、続編を是非読んでみたい。 -
小林聡美さんは、背筋はピンと真っ直ぐ、ハキハキとしていて自分の道を突き進む凛とした女性というイメージです。
そんな小林さんが夜の寝室でブンブン飛び回るなにがしと戦う姿を想像して笑った。
映画の印象もあるだろうけど、自然が似合う。田舎暮らしが似合う。猫が似合う。
活発で興味のあることに挑戦して学びながら楽しく暮らしている様子を垣間見れて、メリハリのある素敵な人だなと憧れます。 -
どのエッセイもとっても素敵!
でも私は、小林さんの昔のエッセイの方が破天荒さがあって好きということがわかった。 -
すごく好きなエッセイスト(女優さんだけど、たくさんエッセイを書いていらっしゃるので)ってわけでもないけど、ときどき謎に読みたくなる文章らしく、未読のものがあれば手に取ることがある。そしてまたしばらくは手に取らないかも、となる。