オレンジのココロ-トマレ (幻冬舎ルチル文庫 さ 2-19)
- 幻冬舎コミックス (2009年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344815827
感想・レビュー・書評
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高橋×代永CD原作
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1巻目の史鶴の友人、相馬が主人公。
前巻では明るい茶々入れ少年!という感じだったけど、
史鶴とは違う方向に大変な部分があって、
何とも言えなかったけれども、栢野と出会えてよかった…と素で思ってしまった。
相馬家の不思議な家族関係は、理解できるのかと言われれば良く分からないけれども、
その中で育ってきた朗の気持ちが伝わったので切なかったわけでございました。
健気で可愛らしく、幸せになりなさい…と言いたくなるキャラクターでした。(というかそういう人ばかりなのだけれど) -
朗ちゃん可愛い!!それにつきます。
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あっけらかんとして見えて複雑な相馬を先生がすごく理解して支えてあげたな~という感じの話かな。
前回に続き、しっかりストーリー練ってある感じなので読み応えあり。
前回かなりしっかりモノキャラだったのに、自分のことではかなりぐだぐだになっちゃってる相馬がかわいい・・・。
しかしまぁ、純粋に育った(!?)相馬はさておき、家庭環境めちゃくちゃすぎだけどね~。ありえないけどね~。
それにしても叔父さんと弁護士さんの恋愛がかなり気になる・・・。 -
信号機シリーズ2作目。
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『アオゾラのキモチ-ススメ-』
⇒『オレンジのココロ-トマレ-』
『ヒマワリのコトバ-チュウイ-』
『プリズムのヒトミ-ヤスメ-』 ※既刊3冊のその後的オムニバス
『ミントのクチビル-ハシレ-』
『リナリアのナミダ-マワレ-』
『ナゲキのカナリヤ-ウタエ-』 -
かなり複雑なお話で。序盤の就職問題であまりにも意固地な相馬にイラつきながら読んでましたが、家庭環境を知れば、致し方ないかなと。ひかりちゃん自身に問題があるというより、周りが彼女を悲劇のヒロインとして崇め奉りすぎ。ひかりが言う『恋をしろ』は『幸せになって』とイコールのような気がしてたから、我が子に対して親らしいことを何ひとつしてやれなかった無念を感じます。でもこの後は栢野が相馬を思い切り甘やかしてやればいい。その後の様子は『ヒマワリ』でも少しは読めるかな?それに期待。