臆病なサボテン (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 56
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344823495

作品紹介・あらすじ

審査部に異動したばかりの銀行員・貴逵遼平は、無愛想な上司・柏邑紘人が苦手だった。部署全体が殺伐となるほど柏邑は人に冷たくあたるのだ。だが休日に犬を散歩させる柏邑の笑顔を見てしまった遼平は、やがて彼が癒えない傷を抱えたまま息を殺すように生きてきたことを知る。そんなとき、融資先との取引に不審な点があることに遼平は気づき…。

感想・レビュー・書評

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  • この作家さん読むの2冊目。
    正直言うと序盤は受の態度がひどすぎて途中で読むの止まっちゃったのですが、攻がぐいぐい行き始めたあたりからがぜん面白くなりました。
    こういう頑なな人間をほどく話好き。

    余談ながら、愛犬失った記憶のまだ新しい自分に無駄に(?)刺さりました…

  • 銀行員×上司 トゲトゲ上司が犬と戯れる普段の様子とのギャップもえですね。金ひかるさんの絵だと倍、魅力的に。

  • ストーリーはしっかりしています。仕事の描写がメインで、恋愛が薄いです(笑)年下攻め、冷静上司受け、はいいのですが、惹かれるのが唐突かな~と思いました。それぞれのエピソードは微笑ましかったり切なかったりで、良かったです。

  • な、長かった…。文字がとてもみっしりで、仕事の話ばかりで一向にラブが始まらず途中で、はて、自分は一体今何を読んでいるんだっけとなりました(笑)BL小説だよね?ていう。一般小説かと思いましたよ!残り2割くらいになってやっと始まった。長い、長いよ!待ちくたびれたよ!銀行員の話だったので、へー融資の手順てそんななんだーとそっちの方に感心しながら読んでました(笑)全然知らない分野だったので。でも税務署も領収書あるのに実際に設備がなかったら、そんな高額さすがに調査で突っ込まれると思うけどなぁと少し気になりました。出費してないてなったら税額増える…。BLてラブと仕事描写の配分て、仕事描写を入れたかった場合難しいと思うのですが、これは正直BL小説としては失敗してると思いました。だってラブ部分に、延々描かれた仕事描写がはっきり言ってほとんど必要なかった。うまく絡んでない限りBLで仕事描写て描きすぎるとバランスが難しいよね。でも仕事描写も普通には面白かったから楽しめたのでまぁそれはそれでよしとします。ラブ読みたくて読んだ場合にはとても微妙かと(笑)
    肝心のラブについては。ここまでか!ていう程とてもブリザードな受でした。ツンデレとかじゃない。最初普通に腹立ちました。冷徹すぎて。正論だからこそ。最後は目を何度も閉じるところがすごくかわいかったです。理由考えたらちょと切ない。
    読む前に折り返しコメントで金さんがもっと甘い部分読みたかったみたいな事書いてたので、え、そうなのと、なんかそんな予感はして読み出したんですが、ほんと甘い部分が足りない!足りないよ!仕事描写削って甘い部分増やして欲しかったです。もっと甘えるところが見たかった…。あのコメント見ずに読んでたらすごくがっかりしたと思います。兄の話とかポチの話とか、おいしいネタは沢山あったのに。まるっと仕事描写削っても書けるだけのネタはあったよ(笑)
    あとP.73の7行目の名前が違う。堺じゃなくて仲井じゃないかなー。
    あ、初読み作家さんでした。

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著者プロフィール

安曇ひかる Hikaru Azumi
整体に行くたび「こうなっちゃう前に来ないと」とため息つかれます。令和も背中がちがちで突っ走るぜっ!

「2019年 『里山ほっこり恋愛日和 ~銀狐とこじらせ花嫁~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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