- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344837812
感想・レビュー・書評
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作者名様の仰る通り、①④②③の順番で読了。
なるほどー。白蛇神様酷いねー。初めから邪神だったわけではなく、自分が命永らえるため…を追求した結果ではあるけど。それが酷いとか非人道的とか、思ってないんだろうな。『神様』だから。その点は黒竜クロも、同じだと思う実は。神様の視点は人間の倫理とは違うんだろうっていう。
ハルカが能天気に振る舞ってるのは自己防衛でもある。アキと同じように、居場所がなく必要とされていない哀しみを持っている。
好きだからこそ、ルシアスの真意がつかめず中々胸に飛び込めない。
ルシアスは、ハルカのさみしがりなのにそれを他人に見せない孤独さや愛情深さを分かってくれて、包み込んでくれる。ちょっとハルカが好きすぎて頭に血が上りやすいけど、文字通り自分の血を全て注いでもハルカを救いたいっていう熱烈な愛情はすごい。ハルカの孤独の殻を破って見せた。
本来、二人揃って死ななければならなかったけど、いい具合に落としどころが決まって良かった。
レンドルフさんについては、④でたっぷり魅せてくれるので、問題なし!!この本に半分こで収録されるくらいなら、新たに一冊出してもらう方が勿論善き(*^^*)内容被ってても、①④読んで永遠に萌えてられる( *´艸`)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★3.5 ハルカもいろいろ頑張った‥が、レンドルフ視点の話が未収録なので-0.5。厚くなっても今回で一冊にまとめてほしかった。改めて書籍にするのはハードル上がりそうです。好きだから買うけど!絵師さん悪くないが190㎝という身長設定にしては丸顔過ぎて残念。もっと面長の方がらしいと思う。
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完結おめでとうございます。結末は黒曜の…でわかっていたものの、春夏とルシアスが無事ハッピーエンドを迎えられてホッとしました。春夏、この本でも相当酷い目にあってますが、あのような性格なので、そんなに深刻にならないで読むことができました。でも『へーき、だいじょうぶ』とうそぶいている影で誰よりも我慢していたのがわかっていたので、最後感情が爆発し大泣きしたシーンではじわっとしてしまいました。やっかいなもので内面でも春夏はそういった苦労を見せずに自分をもだましていたので、その脳天気な言動に春夏を受け入れられなかった読者も多かったかも。かくいう自分も前々作主人公のアキの方が好きですが、でも、この本で春夏も相当好きになりました!そして同じようになかなか真意を見せなかったルシアスが、心から春夏を愛していて良かった。
レン視点の続きはありませんでしたが(涙)本編は完結したのでとりあえずは満足です。でも待つのはつらいので、なるべく早く続きをお願いします(切実) -
金緑ようやく完結。
黒曜であらすじが分かっていたぶんの補足のような話です。アホの子ハルカが前向きでがんばってちょっと見直しました。
しかし、レンドルフ編が入って無いのは残念です。黒曜2としてまとめて、更にその後の二人ももっと描いて二段組で出して欲しい。