スクールナイト (バーズコミックス ルチルコレクション)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
3.84
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本棚登録 : 64
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784344840577

感想・レビュー・書評

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  • 何も考えない
    何も考えない
    それを傷と思わなければ血も出ない

    この気持ちを知っている。知らないで生きていける人もいるだろうが、この気持ちをずっと引きずって、それでもなんとか生きている人間もいる。ARUKUさんの作品は、そんな人間に向けて、優しいファンタジーを見せてくれる。自分にもこんな事が起きるかも、なんて思わなくてもいい、この気持ちを描いてくれる作家さんがいる、それだけで幸福な気持ちを味わえるんだから。

  • 最後の転生で輪廻が断ち切れたのは、恋愛としての自覚が芽生えたからかもしれない。

    「どこへ行っても王子を見つけられるように」
    王子の輪廻を追いかけていく木くず人形とバクの後ろ姿、見るたびワッと泣いてしまう。健気だ。あれが愛だと私は思う。

  • ARUKU先生の本はだいたい全部読んでいます(ファンです)今回の話も設定と世界観はすごく好きなんだけど、人形を拾ったっていうだけなら男の子である必要性があまりない?せっかくBLなのでそのあたりをこだわってほしかったので星4つで(猿喰山はそのへんがストーリーとBLのバランスがよかった)

  • 不思議な世界観。
    合う合わないが激しいのでは?
    これでこの作家さんは3冊目だけど、やっぱりよく分からない。

  • 「ストーリーテラー」の名に偽りはなかった。
    読後、しばらく放心状態に陥りました。
    第六話までは普通のファンタシーとして読んでいたのに...
    気がついたら最後の二章で伏線は回収され、壮大な物語に!
    すごい。

  • よかった〜。雰囲気ある〜。

  • 訳、わからんけど好きだーーー(笑)

  • ぱっと見、青春ラブラブ学園ものBLなんだけど、蓋を開ければやはりARUKUセンセらしい不思議な吸引力のあるストーリーで、ラストは胸アツ!

    表紙をよく見ると、どうやら攻様は切れ味良さげな刀を持っており、白薔薇の騎士だということがしっかり分かるように描かれています。メロンパンもちゃんと描かれてるw
    学園ものと見せて、実はダークファンタジーな物語でした。
    輪廻転生を扱った話は好物です…!その描き方がまたたまらなかったです。特に、自分以外の人の顔が点と線にしか見えないことの理由がすごかった。
    そして、紫ノ宮の存在理由にも泣けました。

    白薔薇の騎士のようにカッコいい紫ノ宮は、いつでもどこでも雪村のピンチを救ってくれる頼りがいのある男。そんな憧れの存在である紫ノ宮が自分なんかを好きになってくれるはずがないと、どこまでもネガティブな雪村にイラっとさせられますが、ずっといじめられっ子だったこと、前世の出来事がわかるとものすごく胸が痛くなりました。

    そんな彼を護ってくれる世界で唯一の存在が、紫ノ宮なのです。彼の負ってきた後悔がハンパないことにまた胸がしめつけられ…黒薔薇が許せない思いに駆られます。
    でも時折、胸キュンが投入されてるのが救いでしたw
    雪村紺奈とか、メロンパンとか、ほっぺぷにぷにとか…w
    甘いところも適量あって、ダークばかりじゃないのがよかったです。
    そして、謎が一気に解き明かされた時のカタルシスがすごかったです。ほんと、読ませる作家さん!

    エロ的には、Hシーンがなかったのに読後気がつきました。けっこうイチャコラしてたからw
    スケールの大きい純愛でした!

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