会社の品格 (幻冬舎新書 お 3-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344980532

感想・レビュー・書評

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  • 私が社会人1~2年目であれば本書を読んでも何も感じなかったかもしれない。しかし、ある程度の経験を積み、周りがよく見えてきた今、本書は「日々、違和感を感じている何か」を明快に示してくれている。
    「組織の品格」「上司の品格」「仕事の品格」…他人事とは思わず、仕事に対する自分の考えや態度と照らし合わせていくといいのかもしれない。

  • タイトルがその当時のブームに完全に引っ張られている点がイタイが、内容は真っ当。
    この時から数年経った今、ますます企業は「品格」を失いつつあるのではないか? そのことを国も後押しし始めたし、「日本国は人不要」ということか。

  • 時代の変化

    それによるヒトの価値の変化

    その上で

    ヒトである社員、リーダー、経営者はどう振る舞うべきか

    ・社会と会社のずれに敏感に
    ・積極的な情報開示
    ・意味と時間を与える
    など

  • かなり、
    期待していただけに、
    内容が少し薄い点が、
    残念でした。

    それでも、
    社員主義を貫いているところが、
    また、会社にこそ品格が問われると言われ、
    納得しました。
    また、現在の会社と社会の論点を
    把握できて、
    良かったです。

    小笹さんの、
    他の著者を読んでみようと思います。

  • 組織の必要性、上司との関係、モチベーションなど、会社を支えるうえで大切なことが網羅されていて、気が引き締まる。当然のことが欠けてくると社会への不適合がおこる。

  • 想像以上に新しく得た視点がなかった。書かれたのが5年前だから、それまでに身につけた考え方をなぞっただけの感じ。

  • LMに興味があり、手に取る。

    最も共感したのは、下記のこと。
    ・会社は経済合理性を追求するもの
    ・社会は経済合理性のみ追求するものではない。
    ・そのため、会社はさまざまな不祥事を生じさせる原因となる。

    ・会社はあくまで、人が生産性を高めるために考えたシステムであり、会社というシステムに振り回されることは本意ではない。主体は会社ではない。
    ・会社の品格に影響を与えるものとして、組織、上司、仕事、処遇がある。

    上記のことを1章で述べ、2~5章をそれぞれ「~の品格」というタイトルでポイントを述べている。いずれも納得させられるポイントが多いが、情報過多で処理しきれない。ふとした時に読み返すといいかなと思った。
    2章組織
    3章上司
    4章仕事
    5章処遇

  • 久々に再読。

    自分は「時間投資家」である、という視点をもつこと、と。
    人生そのもの、命そのものである時間を、会社に投資しているわけで、
    無駄な時間を使うのは命を削ることと同じ、と。

    激しく共感。
    そこから直面し、どういうスタンスで仕事をしていくのか、ということ。
    数年前に書かれている本ですが、良書ですね。

  • 会社として、組織として、上司として、個人として。
    仕事をする際の「品格」=長期的品質の出し方の本です。
    特に「上司としての品格」は、下手なリーダーシップ論よりもとっても参考になります。
    会社でマネージャーの方、起業する方にお勧めです。
    私が近い将来に起業する際の、組織論のバイブルになりそうです。

  • 会社・組織について論じされた一冊。
    小笹さんの本は相変わらず、論理展開がうまく頭にすっと入ってくる。
    組織論については色々参考になりました。

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著者プロフィール

1961年生 大阪府出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。組織人事コンサルティング室長、ワークス研究所主幹研究員などを経て、2000年株式会社リンクアンドモチベーション設立、同社代表取締役社長就任。2013年代表取締役会長就任。

「2019年 『モチベーション・ドリブン 働き方改革で組織が壊れる前に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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