乗るのが怖い: 私のパニック障害克服法 (幻冬舎新書 な 10-1)
- 幻冬舎 (2010年11月1日発売)
本棚登録 : 174人
感想 : 27件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344981966
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
パニック障害とうつ病を克服するまでの実体験。とても分かりやすくリアルに書かれていました。
これを書くには思い出してしまうだろうし辛かったと思うけど『今辛い思いをしてる人の役に少しでも立てれば』という思いがとても伝わる本だった。
私自身パニック障害を持っていて、とてもリアルな内容で参考になる事が多かったです。 -
パニック障害に打ち勝つには基本的なモノが重要。孤独と飢えが人間を一番強くするからだ。
-
長嶋一茂氏がこの病気が原因で引退を余儀なくされた事、本気で自殺を考えていた事、重篤なパニック発作発症の経緯など全てを披瀝している姿勢にはただただ感心した。
親鸞の「歎異抄」の教えから導き出した彼独自の人生哲学も素晴らしい。「人間はそもそも偽善者である」という言葉から、彼は様々なパニック障害を治すための哲学を見出していく過程は素晴らしかった。
彼は本書でリハビリ法についても数多く触れている。
ただ同じ病気を抱えた人が彼のリハビリ法を全て実践するのはよくない。
一茂氏はれっきとした元アスリートであり、体質、思考も人それぞれなのだから。
まず真似をしてみて、自分に合ったものだけをチョイスして継続すればよいと思う。