極上の孤独 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344984936

感想・レビュー・書評

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  • つれあいがいる人に、孤独の良さを言われてもねぇ。

  • =心に響く=

    孤独な鳥は
    高く高く飛ぶ
    仲間を求めない
    嘴を天空に向ける
    決まった色をもたない
    しずかに歌う

  • 久々にクソ本を掴んでしまった…。
    なぜこれがベストセラーなのだろうか?
    一体誰向けに書かれた本なのだろうか?
    作者と同年代の人たち向けだろうか?
    年寄りの愚痴と妄想を聞かされているようでツライ…。

    作者は悪くありません。買った私が悪いんです…。

  • 昔から一人が好きで、広く浅くより狭く深く生きてきた自分を少し肯定できた気がする本。
    これが自分のスタイルだと思いながらも、いわゆる世間でリア充と言われるような 友達が多く社交的な人間が羨ましくて、正反対の自分は社会不適合者なんだと心のどこかでずっと思ってました。楽しくもないのに付き合いで飲み会に行って後悔したり、好きでもない、本当は苦手なものを好きなフリしたり。けど、孤独や一人の時間を大切にできる人は品がでてくる、誰かと群れないと生きていけない人より強く居られる、、、と、自分みたいな人が他にもいるんだと分かって心が少し軽くなった気がします。
    友達が多い少ない、どちらが良い悪いではなくて 色んな価値観が認められる社会になればいいなと思います。
    まだまだ自分自身の中で、マイノリティであることのコンプレックスは強いけど、将来年齢を重ねた時 この方のように品のある強い女性になれればなと思いました。
    そんな中で一番印象的だったのは「他人に期待するのではなく、自分自身に期待すること。他人に期待すると、期待通りにいかなかった時、全ては他人のせいになり、愚痴や不満が生まれる。期待するのは自分自身だけにすれば、期待通りにいかなくても全ては自分の責任になり、次に活かすことができる。」のようなことが書いてあったところ。今後の自分のテーマです。

  • 著者のいう孤独は一般的に想起される孤独とは異なる。
    人との関わり合いを通して、逆に孤独の愉しみを感じる。
    これは本来孤独でないからこそ感じられる境地ではないかと思う。

  • 子供達が独り立ちしもはや私を必要とすることがなくなった。夫と二人きりの生活になって7年が経つ。子供達には親を頼らず自分の足で立ってほしいと願っていたにもかかわらず、実際そうなった時寂しく、幼かったころリビングで遊ぶ姿が目に浮かぶ。私も女性同士で群れるのは嫌いだけれど、趣味の仲間もいて、親友と呼べる友もいて夫もいる。それでも時々感じるのはこれは寂しさなのか、孤独なのか・・。一人の時間を大切にし、何かを考え少しでも自分の人生の肥やしにしていけたらと願う。

  • タイトルと新聞広告に惹かれたんだけど・・・

    スミマセン、つまらなかった。
    読んでいるうちにだんだん、ただの自慢話のように思えてきてしまって。
    ドヤ顔で語っている感じというか。ね。

  • 何かに突き抜けている人はみな孤高であり、他人に期待するのではなく自分に期待して行動している(イチロー選手や中田選手)ということを改めて認識できた。
    なぜなら、自分に期待してうまくいかなくても結果は自分に返ってくるだけだが、他人に期待してうまくいかなかったら結果は他人のせいで残るのは不満と愚痴だけだから。

  • ブックオフ 110円
    タイトルに惹かれた

    https://youtube.com/watch?v=jPkKGoGiAY8
    岡田斗司夫

  • 人間関係を整理していたタイミングで偶然出会った本だったが、これがとてもよかった。生活する姿勢で、孤独の美しさが出せるものなのだと納得した。

    『淋しいとは一時の感情であり、孤独とはそれを突き抜けた、一人で生きていく覚悟である』
    そう定義付けた著者の、人生経験から知る孤独観が勉強になった。
    読む人によっても参考になる箇所が変わりそう。誰かとこの本の内容について話したくなる作品でした。

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著者プロフィール

1959年、早稲田大学教育学部国語国文科卒業。同年NHKに入局。アナウンサーとして活躍後フリーとなり、民放キャスターを経て文筆活動に入る。公益財団法人JKA(旧・日本自転車振興会)会長、日本ペンクラブ副会長などを歴任。日本旅行作家協会会長。
主な著書にベストセラー『家族という病』『極上の孤独』『年齢は捨てなさい』『明日死んでもいいための44のレッスン』(以上、幻冬舎新書)、『鋼の女――最後のご女・小林ハル』(集英社文庫)、『持たない暮らし』(KADOKAWA)、『夫婦という他人』(講談社+α新書)、『老いも死も、初めてだから面白い』(祥伝社新書)、『自分に正直に生きる』『この一句 108人の俳人たち』(以上、だいわ文庫)他多数。


「2023年 『年をかさねるほど自由に楽しくなった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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