35歳の幸福論 成熟社会を生きる12の戦術

著者 :
  • 幻冬舎
3.01
  • (5)
  • (14)
  • (39)
  • (11)
  • (6)
本棚登録 : 252
感想 : 29
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344997486

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 日本はみんな横並びの成長を目指す発展途上国から、一人一人の幸福度がそれぞれ異なる成熟社会に突入している。

    だから、ダイヤモンドアップルをもとに人生設計を改めようという主旨。

    結婚は修正主義を学ぶための研修の場という言葉はなるほどと思いました。

  • 作者の生き方や考え方は尊敬するし、共感する面も多いけど、独立して働くなんて無理~(>_<)
    出来そうな事から目標にしてみようかな。
    家族の絵を描いてもらうとか。
    成熟社会になったってことだけでも知って良かった。
    余談ですが、私のイメージの作者と本誌の写真の作者はかけ離れてる。

  • 読みやすい。
    色んな問題について解決方法をわかりやすく説明してくれている。

  • 『35歳の~』となっているが、実際は著者である藤原さんの経験を元にした軽いアドバイス本。気軽に読めるが、同じ事を実践できないケースも多々あると思う。しかしその点は気にしない方が良いと感じた。

    ただ、もちろん気に入った点は自分で実践してみるのもよいだろう。

    『自立させたいなら小中学校くらいは子供を地元の公立にいれよ』は賛成!自立させることより金銭面のためですが^^;

  • 自分の幸福の基準とは何か
    それを決めている人がどれだけいるのでしょうか。

    他人やマスコミに流されて、これが幸せだと勘違いして
    いないでしょうか? 自分にとっての幸福論を見つける
    良いヒントとなる本です。35歳の~とタイトルには
    書いてありましたので、35歳までにはこのような基準を
    持てる人間になりたい、そう思い拝読しました。

    この本で紹介されていた japanという時計。
    作成者の心に感銘を受け、私、今使用しております。
    素敵な時計です。

  • 35歳というタイトルに惹かれてありえない衝動買い。そしてがっかり。投資は引き際が肝心とかバカにされた気分。何十万何百万もする版画を買いまくった経験とか宗教の授業で教祖になるシミュレーションとかドン引き。自分に会いに来る人がオリジナルの時計について話題にしてくれないとか嘆いてて笑える。ご自慢のダイアモンドアップルの説明もくどくてよみとばしまくった。

  • 軽く読み飛ばし気味に、意識的に早いペースで読んでみた。3日で読めた。
    前著「35歳の教科書」よりは説教っぽくなくて、カジュアルな感じ。

  • なかなか飽きない語りかけのような本だった。
    だいぶ参考になる考え方がありこれからの人生で意識していきたい。

    1.サラリーマン(情報を利用する側)より自立した個人(情報を生み出す側)を育てよ

    2.多様で、複雑で、変化の激しい成熟社会を生きなければならない子供たちには人間関係に揉まれる試練が必要

    3.もっと情報をの時代は終わり、どう捨てるか、どんな情報を遮断するかが重要

    4.学ぶ=なねぶにはヒアリングが重要。

    5.人生デザインには死生観が必要

    他の本も参考にあったので、読んでみたい。

  • ダイヤモンド・アップルを構成する、生存・生活、肉体、感情、哲学、自己実現のバランスのいい発達を目指そうということが書かれている。掲げられた12のテーマは、人が生きるうえで考えなくてはならないものがそのほとんどであり、個人としてもしっかりと考えなくてはならないのであるが、この本においては踏み入ったところまでは言及されておらず、少し物足りない気がした。30歳であろうと、40歳であろうと、50歳であろうと、その生き方に関しては自分の人生に責任をもち、自分で考え、判断し、選択していくほかない。その日々の積み重ねが、結局は年の積み重ねという大きな枠組みとして相手から見えるだけのことであって、常日頃の行いを通してしか、自分の理想とする未来や幸福というものには到達できないのである。

  • <ダイヤモンド・アップルのフレームワーク>
    衣食住を固め、遊学働を実現し、真善美を哲学できるのか。
    老病欲を乗り越え、喜怒哀楽を体験できるのか。
    修正主義で行動する:DADADA / Do Act Do Act Do Act

    <不動産を買わずに物語を買え・子どもを自立させたいのなら公立に入れよ>
    今の住まいは、駅から徒歩3分、緑の中に建つ低層マンションの最上階で、徒歩8分以内に神社があり、家からは富士山が見える。そして、徒歩10分以内に公立小中が併設された学校がある。3年前、何が正解か分からないけれど、今の住まいを購入。自らの私立中高の経験も踏まえた。著者の調査によればインディペンデントの職を得た8割は公立中学出身だそうだ。

全29件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

藤原和博(ふじはら・かずひろ)
「朝礼だけの学校」校長。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリーの創業も手がける。1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003~08年、杉並区立和田中学校で義務教育初の民間校長を務める。2008~11年、橋下大阪府知事の特別顧問。2014年から佐賀県武雄市特別顧問。2016~18年、奈良市立一条高等学校校長を務める。

「2021年 『「人生の教科書」コレクション全10冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤原和博の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×