- Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
- / ISBN・EAN: 9784378038995
感想・レビュー・書評
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「にっぽん猫島紀行」関連本。猫島紀行の中にも登場した山根先生の本。福岡県相島のノラネコの7年間の研究ドキュメント。
200匹のノラネコの個体識別、ホームエリア特定、生態研究。さらっと書いてあるけれど、気が遠くなるほどの時間のフィールドワークが裏にある。遺伝子解析の活用、懐かないノラネコ観察の方法や苦労話など硬軟とりまざり、読み物としておもしろかった。
猫好きなら「ねこの秘密」もあわせておすすめ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
す、ご、い・・・。耐力がすごい。ど根性だ!
ねこはすごい も、読みたいな。 -
伊澤雅子の絵本『ノラネコの研究』が良かったので、伊澤雅子の後輩(?)の本書にも期待したけど、そんなに面白くなかった。
内容は、伊澤本+交配について。『モグラ博士のモグラの話』もそうだったけど、今遺伝子解析がこの手の学問の流行りなんだね。
昔は生態観察と解剖くらいしかできなかったけど、現在はDNA鑑定が早く簡単にできるようになったから。
多様な遺伝子を取り込む方が種の繁栄につながると本能的に分かっていて他のグループのオスを選ぶのか、よそのグループのオスが魅力的に見えたからそうしたのか、メス猫にインタビューしてみたいものだ。 -
ノラネコの研究をしたい方はまずこの本を読んだらいいでしょう。この研究の舞台の相島。私小学生のころ海から見てました。