わたしのノラネコ研究

著者 :
  • さ・え・ら書房
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本棚登録 : 54
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784378038995

感想・レビュー・書評

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  • 「にっぽん猫島紀行」関連本。猫島紀行の中にも登場した山根先生の本。福岡県相島のノラネコの7年間の研究ドキュメント。

    200匹のノラネコの個体識別、ホームエリア特定、生態研究。さらっと書いてあるけれど、気が遠くなるほどの時間のフィールドワークが裏にある。遺伝子解析の活用、懐かないノラネコ観察の方法や苦労話など硬軟とりまざり、読み物としておもしろかった。
    猫好きなら「ねこの秘密」もあわせておすすめ。

  • す、ご、い・・・。耐力がすごい。ど根性だ!

    ねこはすごい も、読みたいな。

  • 伊澤雅子の絵本『ノラネコの研究』が良かったので、伊澤雅子の後輩(?)の本書にも期待したけど、そんなに面白くなかった。
    内容は、伊澤本+交配について。『モグラ博士のモグラの話』もそうだったけど、今遺伝子解析がこの手の学問の流行りなんだね。
    昔は生態観察と解剖くらいしかできなかったけど、現在はDNA鑑定が早く簡単にできるようになったから。
    多様な遺伝子を取り込む方が種の繁栄につながると本能的に分かっていて他のグループのオスを選ぶのか、よそのグループのオスが魅力的に見えたからそうしたのか、メス猫にインタビューしてみたいものだ。


  • これ、NHKでやってたネコ学の人の本だ☆

    以前読んだ、ノラネコの研究の伊沢雅子さんの
    お名前も出てきて、また読みたい一冊♪

  • ノラネコの研究をしたい方はまずこの本を読んだらいいでしょう。この研究の舞台の相島。私小学生のころ海から見てました。

著者プロフィール

山根 明弘(やまね あきひろ):監修1966 年、兵庫県出身。九州大学理学部卒業。理学博士。国立環境研究所、京都大学霊長類研究所、北九州市立自然史・歴史博物館(いのちのたび博物館)などを経て、現在は西南学院大学 人間科学部 教授。猫の島として知られる福岡県の相島で、7年間に渡って猫のフィールドワークを行い、その生態を研究する。おもな著書に『ねこの秘密』(文春新書)、『ねこはすごい』(朝日新聞出版)など。NHK「ダーウィンが来た!」「美の壷」などにねこ博士として出演。

「2023年 『猫柄図鑑 にゃんこの柄のすべてがわかる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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