プラリネク―あるクリスマスの物語

  • 三修社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (54ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784384040753

感想・レビュー・書評

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  • 毎年クリスマスを迎えるドイツの家庭の子どもたちは、よい子にプレゼントを運んでくる「クリストキント」を心待ちにしている。 9才の男の子<アルトゥア>が中国から帰って来たパパに「いつになったら来るの、クリストキンは !?」「もうすぐだよ」パパはベッドに横たわりながら、あるクリスマスの物語を始める・・・「プラリネ(チョコレ-ト)」の箱と洗剤のパッケ-ジ、二本のトイレットペーパ-の芯、コルク、針金で作ったロボットが、命を吹き込まれて動き出し、奇妙な言葉を喋り出す・・・ハッケ&ゾ-ヴァからのクリスマスの贈り物。

  • クリスマスなので読んでみました。
    父親が息子に現代物のファンタジー物語を聞かせる内容でしたが父親が今まで聞こえなかった玩具の声が聞こえるあたりの設定の強引さにやや戸惑いました。私には今一つでしたが挿絵は優しい雰囲気で良かったです。

  • ファンタジー。絵本。
    おもちゃのお話。
    最後がちょっとよく分からなかった。

  • おもしろかった
    時がたったらまた再読したい。

  • アクセルハッケ&ミヒャエルゾーヴァのコンビ作。
    図書館で見つけたので読んでみた。

    キャラクターそれぞれの話し方に特徴があって、それを一貫してるのがいい。
    プラリネクの話し方、ロボット語が好き。

  • 「こども心理学科」HP内、「教員リレーエッセイ」で紹介された本。
    http://www.seigakuin.jp/contents/faculty/dcpd/essay/essay_05.html

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:943.7||H
    資料ID:50501140

  • 絵:ミヒャエル・ゾーヴァ

    クリスマスの準備が出来て鈴の音が鳴るのを待つ親子
    父が子に愛情を伝えるべく語る物語

  • 少年アルトゥアが、自分でロボットのプラリネクを作った。そこから、ゴロングボングとプラスティックの怪獣ディーノと仲間になる。チョコの箱で作られたプラリネクは会話の中に、箱に書いてある説明文などが入ってしまうくせがあり、微妙なずれ、これが面白い。ゾーヴァの挿絵が効果的に使われている。

  • ドイツ語で読むともっと楽しい。「もみの木」の歌は韻を踏んだパロディ。ドイツ語でジュースと電気はともにSaft。

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著者プロフィール

1956年、ブラウンシュヴァイクに生まれる。南ドイツ新聞の記者を経て、2000年よりフリーの作家として独立。南ドイツ新聞の週刊マガジンのコラムニストも務める。著書に『ちいさなちいさな王様』『キリンと暮らす クジラと眠る』『冷蔵庫との対話 アクセル・ハッケ傑作集』『クマの名前は日曜日』『プラリネク』など。


「2019年 『僕が神さまと過ごした日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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