- Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
- / ISBN・EAN: 9784385365015
作品紹介・あらすじ
ノーベル物理学賞科学者の51のパンセ。
感想・レビュー・書評
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先日亡くなられた益川さんの言葉を51個収録したもの。見開きの右ページに箴言、左ページに短い解説とイラストが配列されている。「はじめに」も「あとがき」もなく、まさにつぶやき。そしてつぶやきであるがゆえに、益川さんの人生観・社会観がくっきりと浮き彫りにされている。
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こちらの本、ブクログ登録日は2015年2月18日ですが、レビューを書いていなかったので、本日(2021年7月26日)書きます。
著者、益川敏英さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。
益川 敏英(ますかわ としひで、1940年2月7日 - )は、日本の理論物理学者。専門は素粒子理論。名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構名誉機構長・特別教授、京都大学名誉教授、京都産業大学名誉教授および元益川塾塾頭。愛知県名古屋市出身。
2008年、「小林・益川理論」による物理学への貢献でノーベル物理学賞を受賞。
『益川博士のつぶやきカフェ』の内容は、次のとおり。(コピペです)
ノーベル賞受賞科学者が、研究・教育や思考方法をめぐって漏らす、つぶやきの数々。一見逆説にも見える警句には、素直な心だけに宿る智慧の光が満ちている。洒落たイラストも楽しい、書籍の形の小さなカフェ。
●2023年2月19日、追記。
2021年7月23日に、お亡くなりになっています。
81歳にて。
益川敏英さん(1940~2021)
小林誠さん(1944~) -
ノーベル物理学賞を受賞した益川さんのエッセイ。
いいこといっぱい言ってるんだけど、英語が苦手で、やっぱり英語は話せたほうがいい、て言ってるところがかわいい。 -
読みやすく、思考を深めるきっかけももらえる一冊。
科学者としてのあり方を、易しい言葉で、身近に感じられる表現で、紹介されています。
肩の力を抜いて読めて、けれども大切にしていきたいことはしっかりと胸に残る本でした。 -
うんうんと頷けて、心にすとんと落ちるステキな言葉の数々が満載。
毎日読みたい一冊。
自分の行動や気持ちに迷ったときに読んだら、不思議な効果が起こりそうです。
押し付けがましくなく、わかりやすい言葉が人生の道しるべに。
いままでおぼろげに思っていたことが、この本を読んではっきりわかった気がします。
あたたかくてとってもステキな本です。 -
つぶやきカフェからの抜粋。メモ。
企業内研究者にも必要な考え方だと思う。
無からは何も生まれない
→創造、既存のものの組み合わせをどれだけ独創的に行うか
20、30年先を見通す力を身につける。
→変化に耐える基礎的な知識と考え方を学ぶこと。専門領域以外の研究や学問にも関心を持ち、仲間同士の議論や幅広い分野の読書などを通じて研究者としての厚みを獲得すること。 -
短い言葉の中に、光るものがある。この光がノーベル賞まで届いたのかもしれない。
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少しを味わい深く。
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ノーベル物理学賞科学者の51のパンセ。