[コミック&エッセイ]ママは悪くない! 子育ては“科学の知恵"でラクになる

  • 主婦と生活社
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784391149463

感想・レビュー・書評

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  • 良本。1歳未満の子育てにおける悩みを
    科学的な説明もつけて解答解説してくれる。

    自分の経験だけを元に語る育児本より
    はるかに信頼できるし、腹落ちしやすい。

    漫画なので30分もあれば読めるので
    育児が始まってからでも読みやすい。

    以下、メモ。

    ・ホモサピエンスは共同育児がベース
    ・育児で親子同時にオキシトシン増加
    ・人見知りは、他人を区別する必要なステップ
    ・イヤイヤ期は、抑制力が未発達だから。
    ★ゲーム感覚で抑制力を身につけて!!
    ・睡眠中にも開眼バタバタはしちゃう


  • 科学的根拠をもとに書かれているのが珍しい。分かりやすく簡単に書かれているので、スラスラ読めました。

  • NHKスペシャル「ママたちが非常事態⁈」取材班監修の本。様々な専門家がでてきて説得力があり、コミックなので、忙しい子育て中にも隙間時間でサラッと読み終えました。

    エストロゲンやオキシトシンなど、聞いたことはあるけど、要は子育て中の心理状況にどんな風に関係するんだっけ?
    という曖昧な知識の答え合わせもできました。

    オキシトシンは愛情にもなるが、敵察知反応にもなりうる。
    子育てに非協力的な夫にさえも出かねないこの厄介な信号。そのうえ記憶とも関係があるため、子育て中の恨み(?)は一生つきまとい熟年離婚に至るケースも。

    これだけ子育てが母一人にのしかかってきてるのも、生物学的には無理があるとのこと。
    そもそもホモサピエンスは共同養育が当たり前の種族。
    700万年前にチンパンジーから分化してヒトになってきた。そもそもチンパンジーは一回子どもを生むと5年は間隔をあける。ヒトは、共同養育をする代わりに一年に一回出産が可能な身体に進化してきた。
    エストロゲンが産後激減し母が不安定になるのは、誰かにヘルプ要請して共同養育を促す役割もある。
    ゆえに、現代の核家族化で、母だけの孤育てはそもそも合っていない。

    その進化の過程がわかると余計に、「ああ、もっと周りを頼ってみんなで育ててもいいんだ」という気になれた。

    頭ではわかっていたつもりでも、どこか罪悪感も拭きれなかった私にとって、とても優しい本でした。

  • 出産直後に、優しく子育てをサポートしてくれる夫に対してキツい言い方をしてしまった自分にショックを受けました。友達に相談したところ、この本を勧められました。なぜ赤ちゃんが夜泣きするか等、赤ちゃんやお母さんに関する色々な科学的な事実がコミックエッセイ形式でまとまっている良著です!内容はNスペがベースになっており、マンガはコミカルで読みやすいです。産後夫婦で読んでみると良いと思います。

  • 産後の訳もなくイライラするときに読むのがオススメ。
    理由がわかると楽になります。
    出産した友達に貸し出し中♪

  • 一番心が楽になった本。
    悩みも科学的に説明してもらうことで、納得して「しょうがないか」と思える。
    なにより漫画自体がおもしろいw

  • ママは救われる内容が書いてあった。
    旦那と仲良く、子どもと仲良く。

  • めちゃくちゃおもしろい。子どもを育ていく中でわかったのは、育児本は星の数こそあれど、科学的な典拠に根差した本はごくわずかということだ。
    ほとんどの育児本は著者の実体験を絶対視し、「これさえやればOK!」などと馬鹿の一つ覚えのような意見を押し付けてくるので、その強引さに腹が立つばかり。助産師を含め、育児にアドバイスしてくる輩はこういった体育会系が多く、だいたい話にならない。
    この本のように、子どもの夜泣き等に対してちゃんと原因を説明してくれるとこちらでも対処方法を工夫できる。こういった種類の本が増えることを切に願う。

  • 育児に関する様々なノウハウを漫画でわかりやすく簡潔に説明している一冊。ボリュームも多くないので1〜2時間でサクッと読めるのも良い。赤ちゃんの人見知りやイヤイヤ期の仕組みを科学的に説明しており、これを知識として知っておくのはかなり有用。子供が生まれたばかりの夫婦へのプレゼントにしてもいいと感じた。

  • 漫画で軽いテイストで描いているけど、描いている内容は科学的。

  • 面白かったw

  • 20170606
    NHKスペシャルママたちが非常事態、をもとに本にしたもの。
    漫画になっていて子育て中でもサクッと読めた。
    子育てのどうしていいかわからない辛いことを科学的に解明しよう!というもの。

    夫にイライラ:オキシトシンの影響。オキシトシンは幸せを感じるホルモンであると同時に、我が子を外敵から守ろうと攻撃的になるホルモンでもある。夫が気に食わないことやイラっとする行動をとると敵判定!攻撃的に!
    幸せを感じるホルモンでもあるので、夫が協力的だと幸せも倍増!味方と思えばより愛情が深まる!
    子どもとお父さんが触れ合うと、子どももお父さんもオキシトシン分泌して、幸せな気持ちが高まるみたい。

    人見知り:お母さん以外の人も認識できるようになる→目を見ちゃう→本能的に目を見ると恐怖を感じちゃう→人見知りしちゃう

    イヤイヤ期:欲求を抑える前頭野?が未発達→欲求が表に出ちゃう 脳が頑張って発達中!これを越えれば欲求を感じる&それを抑えるっていう脳の仕組みができてくる!

    孤独感:エストロゲンが出る→孤独感を感じる→周りに頼る→みんなで協力して育児する。
    昔はみんな協力して育児してたから、若い人は毎年子供産んだりできて、人間は数を増やしてきた。その仕組みにエストロゲンは合ったものだった。でも今は核家族化が進んでみんなで協力して育児はしていない、でも孤独感を感じるエストロゲンは残ってるってこと。

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著者プロフィール

ふじい まさこ
千葉県在住漫画家・イラストレーター。おもにコミカルタッチのイラストで雑誌や書籍で活動中。
自著に『育犬ビビ日記』(緑書房)などがある。
 

「2020年 『「赤ちゃんってどうやってできるの?」にきちんと答える親になる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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